【賃貸で住むならどっちがいい?】マンションとアパートの構造の違い

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【賃貸で住むならどっちがいい?】マンションとアパートの構造の違い

2021年2月27日

こんにちは!ひろポンプです。

お部屋探しを進めていくと、『マンション』『アパート』の2つのタイプを目にしますよね。

ただし両社の違いもイマイチ分からず、「どちらを選べばいいの?」と疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。

  • マンションとアパートの違いを教えてほしい。。
  • 構造の違いによるメリット、デメリットが知りたい、、
  • 賃貸で住むならマンションとアパートどっちがいいの?

こういった疑問を持つ方に、【賃貸で住むならどっちがいい?】マンションとアパートの構造の違いというテーマでお話を進めていきます。

この記事の筆者

不動産会社で賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり。
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級の資格を保有しています。
今まで1000組以上のお客様のお部屋探しに関わってきました。

マンションとアパートの違いをよく知らないまま、賃貸物件の契約をして住み始めてしまうと、高確率で「あーなんでちゃんと調べておかなかったんだ。。」と後悔してしまうかもしれません。

それだけ建物の構造のそれぞれのメリット・デメリットは深く理解する必要があると個人的に考えています。

記事の内容を最後まで読んだ上で、お部屋探しを進めていきましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

【マンションとアパートの違い】建物構造の種類と特徴

【マンションとアパートの違い】建物構造の種類と特徴
「マンションとアパートのどちら住むべきか」を理解するためには、まず前提知識として、建物構造の種類と特徴を学ぶ必要があるでしょう。

マンションやアパートなどの賃貸物件の建物の種類としては、以下の5種類が挙げられます。

建物構造の種類5つ

  • 木造
  • 軽量鉄骨造
  • 鉄骨造
  • 鉄筋コンクリート造(RC)
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)

それぞれの構造の特徴だけではなく、メリット・デメリットも含めて解説していきます。

もっと詳しく

上記のうち、『木造』『軽量鉄骨造』がアパート。『鉄骨造』『鉄筋コンクリート造(RC)』『鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)』がマンションと分類されるのが一般的です。

木造

みなさんがアパートと言ったらまず真っ先に思い付くのが、この『木造』ですよね。

『木造』について詳しく説明していきます。

特徴

『木造』とは、正しく字の通り”木材”で作った構造のことを指し、日本の戸建やアパートで最も主流なものです。

木材は水分を吸収すると膨張し、乾燥すれば水分を発散して収縮する特性を持ちます。

湿気が多く、季節の移り変わりが大きい日本の気候に適していると言えるでしょう。

メリット

一番のメリットは建築コストが安いので、賃料設定が安くなるということが挙げられます。

また建物の構造上、柱や壁の間に隙間を開けるので通気性が良く、年中一定の湿度を保てます。

そして木材の性質上、湿気を吸収してくれるので、窓の結露やカビが発生しにくいのも魅力の一つです。

デメリット

デメリットはみなさんも想像されている通り、防音性・遮音性が欠けてしまうということが挙げられます。

また通気性が良いということは、室内の気密性が低いということなので、冷暖房が効きにくいのもデメリットとして考えられますね。

軽量鉄骨造

続いて、『軽量鉄骨造』です。

こちらも一般的に「アパート」の物件によく使われる構造の種類です。

特徴

『軽量鉄骨造』とは、柱や梁などに使われている鋼材の厚さが6mm未満のもので作られているものを指します。

木造よりも強度が強く、コンクリートを使用しないため、建築や間取りの自由度が高いのが特徴です。

メリット

こちらも『木造』と同様、建築コストを抑えることができるので、賃料設定が安い傾向にあります。

また『木造』と比べて、柱や梁に鉄骨を使用しているので、多少は防音性が優れています。

デメリット

鋼材の厚さ6mm未満のもので作られているため、建物自体が重量に耐えられず、地震などの大きな力が加わった際には、木造よりも大きく揺れることがあります。

ただ『木造』も同じことが言えますが、どちらも地震や風などの大きな力に強くありません。

そのため基本的に2階~3階建てまでの物件しか作ることができないと法律で定められています。

鉄骨造

さて、ここから「マンション」に使われる構造の紹介物件です。

まずは、『鉄骨造』から見ていきます。

特徴

『鉄骨造』とは、柱や梁などに使われている鋼材の厚さ6mm以上のもので作られているものを指します。

英語表記の場合は、『S造(Steel)』です。

ここでは、軽量鉄骨造以外のものを『鉄骨造』と表現しています。

正式には軽量鉄骨造以外の鉄骨造は”重量鉄骨造”と呼ぶのですが、SUUMOで物件を探すときや実際に不動産会社に行って物件を紹介する資料(募集図面)には、『鉄骨造』という記載されていることが一般的です。

メリット

鋼材の厚さ6mm以上のもので作られている為、軽量鉄骨造よりも耐久性が増します。

耐久性が増すことによって、戸数が多い大型のマンションを建てることができます。

またこの後に紹介する鉄筋コンクリート造(RC造)と比べて、重量が軽く必要な柱や梁の数が少ないため、工期を短縮できたりコストを削減できたりするメリットがあります。

デメリット

大型の建物になるため、材料費などの建築コストが木造や軽量鉄骨造と比べて高くなるので、その分家賃設定にも大きく影響してきます。

また分類としては、「アパート」ではなく「マンション」ですが、一般的に壁の厚さは「アパート」と一緒と言われています。

もちろん木造よりは防音性・遮音性は優れているという意見が多いですが、実際に今まで数多くの『鉄骨造』に住んだ経験があるお客様から聞いている話だと、そこまでの大差はないようです。。

鉄筋コンクリート造(RC)

みなさんが想像する「マンション」には、おそらくこの『鉄筋コンクリート造』という構造が使われていることが多いです。

特徴

鉄筋コンクリート造は、柱・梁・床・壁が鉄筋とコンクリートでできている造りのものを指します。

英語表記の場合は、 『RC造(Reinforced Concrete)』です。

鉄筋は引っ張る力に強いですが、熱に錆びやすいです。逆にコンクリートは熱に強く、引っ張る力に弱いですので、お互いの短所を補い合って強度を高めていると言えます。

メリット

コンクリートは音を通しにくいという性質を持つので、防音性・遮音性が高いです。

また室内の気密性が高い為、エアコンの運転効率が高まり、電気代の節約にも繋がります。

その他にもコンクリートは不燃材料の為、耐火性も優れていますね。

デメリット

鉄筋やコンクリートは材料費が高く、コンクリートを固める作業が入る為、建築コストが高くなります。

それはつまり、家賃設定が高くなるということになります。

また気密性が高い為、結露やカビが発生しやすくなるのもデメリットの一つです。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)

最後に、『鉄骨鉄筋コンクリート造』のご紹介です。

使われている文字を見るだけですごく頑丈そうですよね(笑)

特徴

鉄骨鉄筋コンクリート造とは、鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートを打ち込んで施工する造りのことです。

英語表記の場合は、『SRC造(Steel Reinforced Concrete)』です。

鉄筋とコンクリートに、鉄骨を組み合わせることにより、非常に高い防音性・耐震性・耐火性・耐久性を持ちます。

そのため、タワーマンションなどの背の高い建物に使われるケースが多いです。

メリット

言わずもがなですが、防音性・耐震性・耐火性・耐久性など全ての面で優れています。

「安心して住みたい!」という要望が第一優先の方は、鉄骨鉄筋コンクリート造の物件に住むことが最善の選択でしょう。

デメリット

鉄骨・鉄筋・コンクリートを使用して建物を建てるわけなので、必然的に材料費が高くなり、賃料設定も高くなりがちです。

また大規模な物件で使われることが多いので、室内に大きい梁があり圧迫感を感じることも多々あるはずです。

賃貸で住むならマンションとアパートどっちがいいの?

賃貸で住むならマンションとアパートどっちがいいの?

ここまで、建物の構造の種類と特徴を解説してきました。

「構造ごとのメリットやデメリットは分かったけど、住むなら結局どれが一番良いの?」と疑問を思った方がきっと大多数ですよね。

ここからは、賃貸で住むならマンションとアパートどっちがいいのかの結論を述べていきます。

結論は「人による!」

ズバリ、結論は「人による!」です。

「なんだよ、、全然明確じゃないじゃん、、」と思った方に対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいです。。

ただすべての方へ統一して「コレに住んだ方が良いですよ!!」と当てはめることはできません。

なぜならばみなさん一人一人が「求める条件」「希望家賃」は違うためです。

ただ実際に不動産会社へ来たお客様であれば、同じ質問をされたとしても「あなたは〇〇という構造の物件に住んだ方が良いと思います」とアドバイスが可能です。

理由は単純で直接話を聞けば、あなたの「求める条件」や「希望家賃」がヒアリングできるから。

具体例を見ていきす。AさんとBさんの2人がいると仮定します。

Aさん

仕事でテレワークが多くなってきた影響で、自宅でオンライン会議がある。

そのため室内の防音性は高い方が良い。

また会社の規定が変わり、家賃補助が家賃の50%出ることになった。

Bさん

サービス業の仕事なので、必ず会社へ出勤する。

休みの日も趣味のために外出することが多いので、家にいる時間は他の人と比べると少ないかも。

趣味でけっこうお金を使うので、家賃はできるだけ抑えたい。

AさんとBさんがそれぞれ上記のような希望を持っているとして、あなたが不動産の営業マンだとしたら、どういった構造をご提案しますか?

ここまで記事を見てくださったみなさんなら簡単だと思いますが、

Aさんには『鉄筋コンクリート造(RC)』もしくは『鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)』、Bさんには『木造』もしくは『軽量鉄骨造』の物件を提案するのばベストなはずですよね!

結論に戻りますが、「結局マンションとアパート住むならどっちがいいの?」という質問に対しては、どうしても「人による!」という回答になってしまいます。

もし迷ったらRC造もしくはSRC造

「理屈は分かったけど、結局住むならどれが一番良いのか教えてよ!」という人も一定数はいるはずですよね。。

そういった方々は、もし迷ったら『RC造』もしくは『SRC造』を選べば問題ないでしょう。

『木造』『RC造』『SRC造』を比較すると、『RC造』『SRC造』の方が賃料は高く設定されがちですが、3倍も値段が違うことはないはず。

また『木造』『軽量鉄骨造』の物件に住むと、壁の薄さが原因で騒音トラブルが起きてしまう事例がどうしても発生しやすくなります。

もちろん『RC造』もしくは『SRC造』でも大声で叫んだり音楽を爆音で流したりすれば、騒音トラブルになる可能性は0ではありません。

ただ『木造』だと普通の生活音でも自分自身が他の部屋の音が気になったり、自分が発生させた音で他の人が不快感を抱くことも少なくありません。

もしどの構造がいいのか迷っている方がいれば、『RC造』もしくは『SRC造』を選択するのが無難です。

ちなみに。。

私が営業マン時代には、お客様に対して上記と同じようにご提案していました。

実際にその後、『RC造』『SRC造』を選んだ方から1件もクレームをもらったことはありませんよ。

木造・鉄骨造も魅力的な選択肢です

かといって、『木造』・『鉄骨造』(重量鉄骨造・軽量鉄骨造)も非常に魅力的な選択肢だと思っています。

賃料設定が安いだけはなく、選択肢が広がるという意味でもおすすめです。

例えばロフト付き物件は、構造的に『木造』もしくは『軽量鉄骨造』がほとんどです。天井高のお部屋が良いという方は、『木造』もしくは『軽量鉄骨造』を選ぶと良いでしょう。

また「築年数が浅い物件が良い!」という方も『木造』『鉄骨造』を推奨します。

もちろん『RC造』『SRC造』でも築浅の物件は存在するのですが、家賃が非常に高く、そもそも物件数が少ないです。

その一方、木造・鉄骨造は小さいスペースでも物件を建設することができるため、築年数が浅い物件が数多くある傾向にあります。

防音性・遮音性というデメリット以上に、メリットも多数あるのが、木造・鉄骨造ですね!

以上です。

もしかしたらこの記事を読んで、「前よりどの構造にしようか迷ってしまった、、、」という方もいるかもしれません、、

ただ何も知らないで構造を選ぶより、それぞれのメリットやデメリットを知った上で選ぶ方が、理想の物件に巡り会う確率が高まるでしょう!

繰り返しになりますが、最後はあなたの「求める条件」「希望家賃」によって「どの構造を選んだ方が良いのか」が決まりますよ!

少しでもこの記事を見て、あなたのお部屋探しがより良いものになること願っています。

ではまたどこかでお会いしましょう(*´з`)

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