こんにちは。ひろポンプです!
不動産取引において必須である“宅地建物取引士”の資格は、国家資格の中でもトップ層の人気を誇ります。
ただし「合格は限られた天才しか無理」という難易度ではないため、『独学』もしくは『通信講座』といったように合格ルートは決して1つではありませんよね。
- 宅建合格を目指すなら独学と通信講座どっちがいい?
- 独学と通信講座のメリット・デメリットを教えてほしい、、
- 宅建勉強の進め方を選ぶポイントが知りたい。。
宅建の合格を狙っていく上で、上記のような悩みや疑問を思い浮かべるのは当然のことでしょう。
そこで今回は、【独学vs通信講座】宅建合格を目指すならどっち?【結論:あなた次第】というテーマで話を進めていきます。
この記事の筆者
約3ヶ月半の独学で宅地建物取引士に合格しました。
他にも様々な資格に独学合格しており、FP2級・日商簿記2級・英検2級・漢検2級を保有。
約5年間勤めていた不動産会社で、社内宅建合格プロジェクトリーダーの経験あり。
私自身は独学で宅建に合格をしましたが、ご覧の通り“資格マニア”ということもあって、数多くの友人や会社の同僚から宅建の資格取得に関して、相談を受ける機会がとても多かったです。
「独学と通信講座はどちらがおすすめなのか」という問いに対して、今までたくさんの人をこの目で見てきた実体験を踏まえながら解説していきます。
記事の後半では、宅建合格の本質を考えるとおのずと答えが出てくるはずという大切な話も深掘りしていくので、ぜひ最後までご覧ください。
【独学vs通信講座】宅建合格を目指すならどっちがおすすめ?
冒頭でもお伝えしましたが、宅地建物取引士とは不動産取引において“独占業務”が与えられる国家資格です。
ただし合格率は約15%ほどなので、誰でも正しい勉強法で正しい努力をすれば、合格できる可能性が高い資格ともいえます。
だからこそ「宅建合格を目指すなら独学と通信講座どっちがおすすめなの?」と大多数が迷ってしまうわけです。
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【結論:あなた次第】どちらでも合格は目指せます
「宅建合格を目指すなら独学と通信講座どっちがおすすめ?」という質問は、私も今まで数えきれないほど受けてきました。
すでにタイトルでネタバレしているかもですが、「あなた次第です。どちらでも合格は目指せますよ。」とお答えしています。
「なんだよ!何の参考にもならないじゃないか!!」とイライラの感情を抱かせてしまったかもしれませんね、、
ただこれが私の考える結論です。
繰り返しになりますが、宅建士の難易度自体は、弁護士や公認会計士とは違ってそこまで難しいものではないため、独学でも十分に合格を狙うことができます。
ただ独学の場合、モチベーション維持の難しさや効率的な勉強法を知る機会が少ないなど合格へのハードルが高くなるのも事実です。
そのため独学と通信講座のそれぞれのメリット・デメリット。それから自分自身が向いているかどうかを見極めることが重要だと考えています。
独学のメリット・デメリット+向いている人
まず、独学のメリット・デメリットは下記のものが挙げられるでしょう。
独学のメリット
- お金がかからない(基本的にテキスト代のみ)
- 手軽に宅建合格に向けてスタートを切れる
- 自分のペースでいつでもどこでも勉強できる
独学のデメリット
- 理解が深まりにくい(自己流の解釈をしてしまう)
- モチベーションの維持・管理が難しい
- 分からない箇所で挫折してしまいがち
独学は一言でいうと、“低コストで自由だけど、その分自分に厳しくしないとダメ”というイメージでしょうか。
例えば、学生時代にスポーツをやっていて、自分を鼓舞することに慣れている人であれば、独学に向いている素質があるかもしれませんね。
ただ逆に「今までの人生の中で、何を始めてもだいたい“三日坊主”で辞めてしまう。。」という人は、独学で宅建合格を目指していくのは、かなり険しい道のりになるはずです。
ちなみに私は貧乏な学生のときに宅建にチャレンジしたので、独学しか選択肢がありませんでした(笑)
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通信講座のメリット・デメリット+向いている人
続いて、通信講座のメリット・デメリットは以下の通りでしょう
通信講座のメリット
- 宅建合格までの最短ルートを歩める
- 第三者の説明で理解が深まりやすい
- 分からない部分に関して質問できる
通信講座のデメリット
- 費用がかかる(金額はピンキリ)
- 申込までの心理的ハードルが高い
- 通信講座選びを失敗する恐れがある
通信講座の特徴を簡単に伝えると、“費用はある程度かかるけど、合格を効率的に叶えられることが可能”のような感じでしょうか。
先ほど独学の例とは逆で、「自分一人だけだとサボってしまいがちでも、誰かのサポートがあれば続けられる!」という人にとって通信講座はおすすめですね。
上記のデメリットで記載しましたが、通信講座の一番のデメリットはやはり費用がかかることだと思います。
ただし通信講座の種類によっては、“不合格の場合は費用全額返金”や“合格者お祝い金制度”などがあるので、デメリットを極限まで減らすこともできます!
おすすめは間違いなく”通信講座”一択です
先ほどもお伝えしましたが、「宅建合格を目指すなら独学と通信講座どっちがおすすめなの?」という質問に対して、「あなた次第です。どちらでも合格は目指せます。」と私は回答しています。
しかし、大抵の場合そこで会話が終了することは滅多にありません(笑)
結局のところ「言っていることは分かんだけどさ、実際どっちがいいと思う?」となることがほとんどですね。
そうなった場合は私もいつも同じようにお答えしています。「しいていうなら、おすすめは間違いなく”通信講座”一択です」と。
少し現実的な話になってしまいますが、世の中の物事の大半は“お金”をかけると問題が解決したり、よりよいサービスを受けられたりします。
それは宅建の資格取得においても全く同じことが言えます。やっぱり独学よりも通信講座の方がきっと合格できる確率を高められるでしょう。
ただここで注意しなければならないことは、通信講座を受講する金額が高ければ高いほど、合格できる確率を高められるとは限らないということです。
自分自身に合った通信講座を選ぶことが合格を近寄せるポイントですよ!
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宅建合格の本質を考えよう→答えが見えてくるはず
ここまで、宅建合格を目指すなら独学と通信講座どっちがおすすめかについて、私の考えを述べてきました。
ただ今までの話を聞いて「独学で続けられる自信もないし、かといってお金をかけるのもちょっと。。」と最後の決断を踏み出せない方も一定数いらっしゃるはずです。
ここからは、宅建合格の本質を考えるとおのずと答えが出てくるはずというテーマで進行していきます。
多種多様な資格に合格してきた私の意見を、少しでもみなさんの判断材料に使っていただければ嬉しいです!
合格をゴールとするのかorその先を見据えているのか
まず自問自答してもらいたいのは、合格をゴールとするのかorその先を見据えているのかです。
あくまで一例ですが、単純に宅建に合格することが目的ではなく、「宅建資格スクールの講師になりたい」という願望があるなら、通信講座で学んだ方が良さそうですよね?
宅建に合格した先に見据えている何かがある人であれば、「ゆくゆくのことを考えて、人への説明の仕方や+αの知識を学ぶためにも、通信講座に申し込むべき」と私も自信を持ってアドバイスします。
ただそこまで先読みしている人はけっこう少数派だと思うので、“とりあえず合格することが第一優先”で全く問題ありませんよ。
もっと詳しく
私の場合「宅建の資格があれば、不動産会社で活躍できるかも」と思って勉強をスタートさせました。
偉そうなことを言っていますが、当の本人は“やみくもに合格を掴むことに精一杯”でしたね(笑)
目的はどうであれ、合格さえできれば後から理由付けはいくらでも可能です。目の前の合格に向かって走り出しましょう!
独学でも通信講座でも最終的にはあなたのヤル気です
今回の記事では、“独学vs通信講座”を熱く議論してきましたが、最も大切なことを今から書き記します。
それはズバリ、独学でも通信講座でも最終的にはあなたのヤル気です。
これまでの私の経験の中で、独学で宅建にチャレンジ・通信講座で合格を目指すの両パターンの人達をたくさん見てきましたが、最後はヤル気があった人が合格しています。
ここにきてこんなことを言うのも場違いかもしれませんが、独学だろうが通信講座だろうが、受かる人は受かるし、落ちる人は落ちます。
通信講座のお金をドブに捨てた人もいましたし、独学でコツコツ勉強して合格した人もいました。
まさしくこれが本質なんだと思います。
宅建合格を目標にする理由
- 将来役に立つ人材になりたい!
- 給料・年収をアップさせたい!
- 会社から「合格しないとヤバイ」とプレッシャーをかけれている。。
上記のように、宅建合格を目指す理由なんて人によって様々なはずです。
ぜひみなさんの宅建合格を目指す理由をヤル気に変えていきましょう!
ネットの情報に惑わされず自分の決めた道で合格を目指そう
最後にお伝えしたいことは、ネットの情報に惑わされず自分の決めた道で合格を目指そうということです。
ネット社会が確立した現代の弊害とも呼べるかもしれませんが、「独学で宅建合格なんて無理だ」「通信講座に行っても意味ない」など根も葉もない情報が飛び交っています。
またもしかしたらあなたの周りの人からも、同じような言葉をかけられるかもしれません。。。
ここまで記事を読み進めていただいた方なら、きっと独学でチャレンジするのか・通信講座で合格を狙うのか。ある程度考えはまとまっているはずです。
自分で導き出した答えを信じて、ぜひ合格を目指していきましょう。
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以上です。
宅建は合格すれば一生使える資格です。不動産業界で働くのであれば食いっぱぐれることはないでしょう。
そして自分自身に自信を持つことにも繋がります。取っておいて決して損しない資格と断言します!
それではまたどこかでお会いしましょう(´ω`*)
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