こんにちは。ひろポンプです!
『stand.fm(スタンドエフエム)』や『Voicy(ボイシー)』などの音声配信アプリを、ダウンロードしている人がかなり増えてきましたよね。
様々な放送をラジオ感覚で聴いていると、「自分も配信者になっていろいろ話してみたいけど、、」と思う初心者の方も多いのではないでしょうか。
- 音声配信アプリで何から話せばいいか分からない、、
- 初心者向けにトークの台本テンプレを教えてほしい。。
- 上手く話す上で意識すべきポイントってあるの?
音声配信を行うにあたって、上記のような疑問や不安を抱いてしまうこともきっと少なくないはずです。
今回は、【音声配信でうまく話せない初心者向け】トークの台本テンプレを大公開というテーマで話を進めていきます。
この記事の筆者
『stand.fm(スタンドエフエム)』でフォロワー約1,000人。
200日間毎日更新済み・総再生回数10,000回以上。
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実をいうと私は人前で話すことが非常に苦手に感じる人間です。
しかし、自分の価値観や考え方を他の人に対して、自分の言葉で伝えられるようになりたいという一心で、現在『stand.fm(スタンドエフエム)』にて、毎日ラジオを収録しています。
まだまだ実力不足で物足りない部分もありますが、「話がスムーズで分かりやすい」「テンポがいい」「とても参考になった」とありがたいお言葉をたくさんいただいております。
喋ることが苦手な私だからこそ辿り着いた、相手に理解してもらいやすい話の組み立て方を軸にした台本テンプレを余すことなく伝授していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
【トークの台本テンプレ公開】音声配信での話し方
さっそく、私が実際に音声配信で話すときに使用しているトークの台本テンプレを公開します。
少し長いですが、下記の通りです。
音声配信の台本テンプレ
■タイトル
■概要
■権威性
■主張
■理由
■具体例
■反論への理解
■主張の繰り返し
今まで120本近く収録して配信してきましたが、基本的に全ての放送で上記の台本テンプレを参考にしています。
台本テンプレの考え方や使い方を詳しくみていきましょう。
テンプレを使った台本の具体例を紹介
先ほどは基本的な型をご紹介しました。
台本の作成に関しては、テンプレに沿って自分の意見や主張を書いていく作業をすればOKです。
ただここまでの話を聞いて、「んー、、結局台本テンプレをどのように活用していけばいいの?」とほとんどの方から疑問が生まれるはずなので、テンプレを使った台本の具体例を使って説明をしていきます。
あなたが英検2級に合格するための勉強方法を音声配信したかったとします。すると台本は以下のようなイメージになるかなと思います。
台本テンプレ使用の具体例
■タイトル
高校生2年生の私が英検2級に合格できたたった一つの方法とは?
■概要
英検2級の難易度は“高校卒業程度”とされているが、合格率は25%ほどでかなり難しい資格です。
■権威性
私は高校2年生のときに、英検2級に合格しました。
中学校までは英語の授業が苦手で5段階中3の評価が多かったです。
■主張
私が合格できた方法はズバリ、英単語+熟語をひたすら勉強することです。
英単語と熟語を制するものが英検2級を制すると思っています。
■理由
①英語と日本語だと文法的な違いがあるかもしれませんが、どちらも単なる言葉の羅列なので、英単語+熟語さえ分かれば、文章全体の意味がなんとなく分かる。
②逆に英語の1つの文章の中に2つ以上分からない単語があると、その時点で全体の文章の意味も分からなくなる。
■具体例
①[桃太郎]・[鬼]・[退治する]・[鬼が島]・[きびだんごを持っている]という単語の羅列があったときに、「きびだんごを持っている桃太郎が鬼ヶ島の鬼を退治する」となんとなく推測できるはず。
②卓球を例にすると「僕の課題はYGができないこと。順横と巻き込みは出せるけど、YGの出し方が分からない。またスタンスが広くなりがちで、その影響でチキータやフリックの戻りが遅くなって4球目が遅れる」と言われても、[YG]・[順横]・[巻き込み]・[スタンス]・[チキータ]・[フリック]の単語の意味を知らないので、全く理解できないはず。
■反論への理解
「そもそも英単語・熟語を覚えるのに苦労する」→確かに覚えていくのは大変。
『エビングハウスの忘却曲線』というのがあって、人は何かを覚えたときは1日後に7割忘れると言われている。
そのため1日だけではなく、何度も繰り返し英単語+熟語を見て覚えてくのがおすすめ。
■主張の繰り返し
英検2級は英単語+熟語をひたすら勉強することが大切なので、コツコツ学習を進めていきましょう。
いかがでしょうか。もしかしたら実際の放送を聞いていただいた方がより理解が深まるかもしれません。私自身の実体験を織り交ぜるので、上記の台本を異なる部分も多いですが、ぜひ参考にしてみてください。
>>【偏差値38の高校生が英検2級に合格できた理由】英単語+熟語が全て
音声配信を初めて10日目の配信なので、スラスラ話せていませんが、なんとなく全体の論理性は理解してもらえるはずです。
今回例として使った台本の■理由・■具体例のように、複数挙げるのもOKです。
むしろ2つ以上あった方が、様々な角度から相手にアプローチできるので、説得力が増しやすいとも考えています!
台本テンプレを使って、後はひたすら数をこなしていく
音声配信を行う上で台本テンプレを使用することによって、論理性のある話の組み立て方を用意することは可能です。
しかしよりうまく話せるようになるためには、後はひたすら数をこなしていくことがもっとも大切です。
残念ながら1日で劇的に上達する方法は私が知る限りでは存在しません。『準備(台本作成)→実行(音声配信)→改善(自分で自分の放送を聴く)→準備(台本作成)・・・』の繰り返しですね。
上記で挙げた『改善(自分で自分の放送を聴く)』が意外と重要で、“書き言葉”と“話し言葉”の乖離があったり、テンポ・リズムの悪さを感じたり、自分で自分の話を聞くことでしか得られない気付きがたくさんあります。
最初は自分の声を聞くのが不思議で、みなさんの中には「なんだかキモチ悪い、、」と感じる人もいるかも(実際に私がそうでした、、笑)しれませんが、収録回数を積み重ねてコツコツ上達を目指していきましょう。
音声配信で台本テンプレを使用する以外に意識するポイント
ここまで、私が実際に音声配信時に使用しているトークの台本テンプレをご紹介してきました。
「なるほど。。こういう感じで台本を書いていくのね!」と少しでもイメージしてもらえたら嬉しいです。
ここからは、音声配信で台本テンプレを使用する以外に意識するポイントを深掘りしていきます。
もちろん台本の内容をメインで話していくことに変わりはないのですが、親しみやすい話し方のコツみたいなものを解説していきます。
結論から話す→『主張・理由・具体例』の王道パターン
台本テンプレに沿って話すことに慣れてくると、「あっ、これも補足的に話そうかな。。」と思い付くこともしばしば起きていくはずです。
そのときに大切な点は、まず結論から話すことです。
例えば、「私は○○だと思っています」「実際に起きたエピソードを話します」「□□という考えが一般的です」などでしょう。
そして結論から話すことができればこっちのモンです(笑) 『主張(結論)・理由・具体例』の王道パターンに当てはめれば、全ての事柄を論理的に分かりやすく相手に伝えることができます。
話し方の王道パターン
- 主張・・・結論から話す
- 理由・・・「なぜかというと~」「~だからです」
- 具体例・・・誰でも分かりやすい例え話(ここが難しい、、)
上記のパターンの話をすると「あれ?台本テンプレと似てるじゃん。じゃあ■反論への理解と■主張の繰り返しを話した方がいいの?」と疑問に感じる人も多いですよね。
■反論への理解と■主張の繰り返しを話すのは絶対NGというわけではないのですが、10分以下のラジオ放送で何度も話すのはクドいかな?というのが個人的な見解です。。
全体的な流れの中で■反論への理解と■主張の繰り返しを話しつつ、要所要所のアドリブ等は、『主張(結論)・理由・具体例』の王道パターンに落とし込んで喋っていきましょう。
具体例は分かりやすい例え話であればあるほど、望ましいのですが、それと同等に誰しもが分かる事例である必要があります。
今まで様々な例え話を考えてきましたが、ここは今でも一番難しいポイントですね、、
わざと無駄話を入れるのもアリ
続いてのポイントは、わざと無駄話を入れるのもアリという点です。
淡々と自分の意見や主張を全力で伝え続けてもいいのですが、あえて無駄話を挟むことによって、自分の一番伝えたいことがより相手に届きやすくなります。
どんなに一流のピッチャーでも全球全力の直球は投げないはずです。たまに球速の遅い変化球を投げるからこそ、渾身のストレートが決まりやすくなることと同じ理屈です。
また無駄話を入れるほかにも、自分自身の失敗談をわざと話すことも効果的です。
先ほどご紹介した台本テンプレの中の■権威性の部分で、「中学校までは英語の授業が苦手で5段階中3の評価が多かったです。」という失敗談を意図的に交ぜました。
失敗談を話すことによって「この人は私と同じレベルの人なんだ。だったら私の場合でも役に立つかもしれない」と親近感を与えることに繋がります。
最初は少しだけ恥ずかしい気持ちもありますが、より多くの人に自分の話が届きやすいと考えて、ちょっとくらい我慢して話してみましょう。
無駄話を挟むことによって、聞き手であるリスナーさんと近い距離を作り出すことができます。
「私も同じ境遇だったのですが、勇気が出てきました。ありがとうございます!」と共感コメントをもらえる機会が徐々に増えていくはずです。
準備が8~9割。話す行為自体は大変ではありません
音声配信を始めてみて、気付いたことが1つあります。
それは、準備が8~9割で、台本さえしっかりと作り込めば、話す行為自体は大変ではないということです。
「人前で話すことが苦手で、、」「何を喋っていいか分からない。。」という不安を、『話す行為自体が苦手』と勝手に変換していたのです。
おそらく『話す行為自体が苦手』と勘違いしている人の多くは、『論理的に話すのが苦手』なだけなので、テンプレに沿って話す内容を台本として作成さえ完了すれば、後は文章を読んでいくだけの単純作業になります。
もちろん大事なことを話す前には、“一瞬間を止める”や“小声でささやくように話す”などのちょっとしたテクニックはありますが、それは後々身に付けられる技術です。
私も含めて『話す行為自体が苦手』と思い込んでいる人は、まず台本を綿密に作って準備を整えていきましょう。
もっと詳しく
私の初回の方法は、ほぼ一字一句台本を作り込みましたよ(笑)
慣れれば箇条書きや殴り書きの文章を話し言葉に変換して話すことができるようになっていきます。
私もいつかPCや紙に書かずに、頭の中の台本だけで喋れるようになるため、コツコツ努力しつづけます!
以上です。
音声配信でうまく話せない初心者の方向けに、論理的な組み立て方ができる台本テンプレ等をお伝えしてきました。
この記事を読んだ一人でも多くの人が、台本テンプレを参考にして音声配信を楽しんでいただけることを心から願っています!
冒頭でも述べましたが、私は『stand.fm(スタンドエフエム)』で毎日かかさず情報発信を行っています。
ぜひ音声配信に興味がある方はスタエフでお会いしましょう(*^_^*)
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