こんにちは。ひろポンプです!
リモートワークの普及で1日の大半を家で過ごす“おうち時間”が増えた人も多いのではないでしょうか。
そしてその影響もあってか、建物内のデザイン等を行う『インテリアコーディネーター』の資格が注目を集めています。
- インテリアコーディネーターの資格ってどういうものなの?
- 独学でインテリアコーディネーター合格できるか知りたい。。
- おすすめのテキストや教材、通信講座を教えてほしい、、
インテリアコーディネーターに対して、上記のような疑問を持つ人もきっと少なくないはず。
そこで今回は、【インテリアコーディネーター資格試験合格へ】仕事の幅を広げようというテーマで話を進めていきます。
この記事の筆者
不動産会社で賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理などの約5年の実務経験あり。
宅地建物取引士・FP2級・日商簿記2級・英検2級・漢検2級などの資格を保有。
勤め先の不動産会社では、社内宅建合格プロジェクトの責任者を任されていました。
コロナが流行した直後のタイミングで異業種へ転職してしまったため、私自身はインテリアコーディネーターの資格を持っていません。
ただし今不動産業界に戻るのだとしたら、インテリアコーディネーターは間違いなく価値のある資格の一つだと確信しているので、必死に勉強して受験するはずです。
ご自身の仕事の幅を広げる意味でも、役立つ場面が多い資格なので、取っておいて損は絶対にしないでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
インテリアコーディネーターの資格試験とは?
「そもそもインテリアコーディネーターって何ぞや?」と疑問が思い浮かんだ人も多いかもしれませんね。
インテリアコーディネーター資格試験とは、“公益社団法人インテリア産業協会”という団体が運営しており、『住空間におけるインテリアの知識』を学べるものです。
マークシート形式の一次試験(10月第2日曜日)とプレゼンテーション・論文形式の二次試験(12月第1日曜日)に合格することによって、インテリアコーディネーターになることができます。
つまづきポイント
インテリアコーディネーターは民間資格のため、事実上、資格を持っていなくても“インテリアコーディネーター”と名乗ることは可能です。
ただ資格を持っていれば、就職や転職に有利なだけではなく、お客様や取引先の信用を得られるのは当然ですので、興味がある方は積極的にチャレンジしていきましょう!
インテリアコーディネーターの仕事内容
資格の詳細に入っていく前に、インテリアコーディネーターの仕事内容に触れておきます。
インテリアコーディネーターの仕事は、インテリアや住宅や商品に関する幅広い知識・専門的な技術などを駆使し、家具やカーテン、照明等の商品をトータルにプロデュースすることです。
以下のような環境で活躍することが可能でしょう。
主な勤務先や業種・職種
- 不動産会社
- ハウスメーカー
- リフォーム会社
- 設計デザイン事務所
- 内装施工業社
- 家具・住宅設備メーカー
細かく記載しましたが、ざっくりまとめると、インテリアに関連する仕事であれば、インテリアコーディネーターの知見を発揮することができるでしょう。
どこかの会社で数年実務経験を積んだ後に、独立する方も多数いらっしゃいます
インテリアコーディネーターの合格率・難易度
気になるインテリアコーディネーターの一次・二次試験を通じた合格率は25%前後です。
4人に1人が受かる計算なので、しっかりと対策立てて学習を進めないと簡単に不合格になってしまう難易度でしょう。
ちなみに正式な合格点は公表されていませんが、1次試験が70~75%・2次試験は70%以上の正答率が合格の目安とされています。
インテリアコーディネーターの勉強時間の目安
インテリアコーディネーターの試験合格に必要な勉強時間は、約200~300時間と言われています。
一次試験が100~200時間・二次試験が100時間かかるのが一般的で、1日1時間~1時間の勉強を半年間行えば、達成可能なスケジュール感ですね。
ただあくまで目安のため、既にインテリア関係の仕事に就いている人であれば、もっと少なく済むはずですし、逆に完全未経験で試験慣れもしていない状態であれば、もっと時間がかかるかもしれませんね。
どちらにせよ、余裕を持った計画を立てれるか否かが合格への分かれ道になり得るでしょう!
インテリアコーディネーターは独学で合格できる?
ざっくりとインテリアコーディネーターの概要をご紹介してきました。
ただしここまでの話を聞いて「インテリアコーディネーターは独学で合格できるの?」と考えた人もきっと多いはず。
ここからは、インテリアコーディネーターの資格試験が独学で合格可能なのかを解説していきます。
結論:しっかり対策を行えば独学で合格可能です
結論としては、しっかり対策を行えば独学で合格可能です。
“しっかり”と表現した理由は、中途半端な勉強の量や質では受かることができないからです。
インテリアコーディネーターの資格試験は、一次試験と二次試験を合格する必要がありますが、マークシート形式と記述式でタイプが異なるため、それぞれの対策が求められます。
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一次試験は必要項目を過去問で確実に暗記
一次試験のみの合格率を見ると、30~35%前後で推移しているため、最初の鬼門と言えるでしょう。
インテリアコーディネーターの一次試験は、試験範囲が広いのが特徴で、インテリアの歴史・建築構造・室内環境・住宅設備など多岐に渡ります。
そのため、一次試験は必要項目を過去問で確実に暗記していくのがオススメです。
専門用語ばかりで点数を取れるまで時間がかかりますが、テキストと過去問の繰り返しを行い、インテリアに関する総合的な知識を定着させていきましょう。
二次試験は製図する質とスピードを高めよう
二次試験のみの合格率は55~60%前後と高く感じますが、合格率30~35%の一次試験を突破してきた猛者たちの中で、合格者が半数ちょっとと考えると、決して簡単ではないことが分かりますね。
設問に合わせた製図の作成を含めたプレゼンテーションと論文が出題される二次試験では、製図する質とスピードを高めていくことがベストです。
専門知識が求めれる製図は、一朝一夕で身につけられるスキルではありません。
最初の段階ではテキストを読みながら図面をマネて描くところから始めて、何度も問題を自分の頭と手で解き、感覚的を掴んでいきましょう。
また二次試験の最低方法は原則減点方式なので、論文では特別なことを意識せず、参考書と照らし合わせながら、基本に忠実に書けるように訓練することが大切です。
一次試験も二次試験もインプットとアウトプットの繰り返しが重要ですね
独学合格におすすめのテキスト・参考書7冊
いくら良い勉強法で学んでいっても、テキストや参考書が良いものでなければ、効果も薄くなるはずですよね。
ここでは、独学合格におすすめのテキスト・参考書7冊をご紹介していきます。
コレがおすすめ
一次試験のテキスト・参考書
資格試験対策36年間の合格ノウハウを全投入した最強の一次対策テキストでしょう。
また過去問題集には、新試験制度後の直近5年分の一次試験全問題を収録しています。
合計4冊で量が多く感じるかもしれませんが、一次試験の全てを網羅していると断言しても過言ではないため、コツコツ学習を進めていけば、きっと合格を勝ち取ることができるはずです。
コレがおすすめ
二次試験のテキスト・参考書
上記の3冊で勉強を実践すれば、『製図を学ぶ』→『論文を学ぶ』→『過去問で知識を付ける』とキレイな型で着実に力がついていくでしょう。
これ以上ない王道パターンなので、苦手や不足を感じるのであれば、別途で予想問題集や練習帳を購入していってもOKです。
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効率よく合格を目指したいなら通信講座が無難です
ここまで「独学合格は可能ですよ!」と推してきたわけですが、正直なところ、効率よく合格を目指したいなら通信講座が無難です。
もちろん上記のテキストや参考書を使って、正しい勉強法で適切な勉強時間を確保すれば、合格できる可能性は十分にありますが、試験範囲が非常に広く、途中で挫けずに最後までやり切れるかは人によっては微妙かもしれませんよね・・
通信講座であれば、分かりやすい教材やカリキュラムが充実しているだけではなく、最後まで一緒に伴奏してくれる環境が整っていることが何よりの魅力でしょう。
おすすめの通信講座は別の記事で詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
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上記のリンクでご紹介している通信講座3社は、全て2次試験の複雑な製図や論文対策として、講義映像の用意や質問受付サービスがあるため、安心して合格までサポートを受けることが可能ですよ。
以上です。
インテリアコーディネーターの肩書きを手に入れるために、合格を目指して勉強していきましょう!
プロフェッショナルとして信頼を得ることによって、きっとあなたの仕事の幅が大きく広がっていくはずですよ。
この記事をご覧いただいた方を、私は全力で応援しています!
それではまたどこかでお会いしましょう!
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