【独学でFP2級のいきなり受験はアリ?】FP3級を飛ばす裏ワザ

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【独学でFP2級のいきなり受験はアリ?】FP3級を飛ばす裏ワザ

2022年6月6日

こんにちは。ひろポンプです!

マネーリテラシー向上や就職・転職を有利にすることを目的に、“FP(ファイナンシャルプランナー)”の資格試験を受ける人が増えてきましたよね。

その中でFP3級を飛び級して、「いきなりFP2級を受験したい!」という考えに至ることも多いのではないでしょうか。

  • 初学者が独学でFP2級から合格を目指すのはアリ?
  • FP3級を飛ばす裏ワザがあるって聞いたけど本当なの?
  • 2級からの受験に向いている・向いていない人の特徴は?

FP2級のいきなり受験に関して、上記のような疑問が続々と思い浮かぶ人もきっと少なくないはず。

そこで今回は、【独学でFP2級のいきなり受験はアリ?】FP3級を飛ばす裏ワザというテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

大学生のときに独学でFP3級・FP2級に合格しました
その他にも宅地建物取引士・簿記2級・英検2級・漢検2級などの資格を保有
勤務先のベンチャー企業でFPの知識を活かし、セミナー講師を務めた経験あり

私は独学でFP3級→FP2級と正当なステップで合格してきました。

ただし「FP3級を飛ばしてFP2級から受験したい」と思うのなら、個人的には賛成側の立場です。

私の実体験を織り交ぜながら、具体的なFP3級を飛ばす方法だけではなく、FP2級のいきなり受験に向いている人・向いていない人の特徴も解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

そもそも独学でFP2級をいきなり受けるのは不可能な理由

そもそも独学でFP2級をいきなり受けるのは不可能な理由

第一に、そもそも独学でFP2級をいきなり受けるのは不可能な理由をご紹介します。

「え?今さっき“いきなりFP2級を受けるのには賛成”って言ってたじゃん!」とビックリされたかもしれません。

私もさっそくちゃぶ台をひっくり返してしまうようで申し訳ないのですが、事実ベースで分かりやすいようにご説明していきます。

FP2級は受験資格を満たさない試験の土俵にも立てません

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、FP2級は受験資格を満たさない試験の土俵にも立てません。

どういうことかというと、FP2級を受験するためには、以下の4つのいずれか1つ以上を満たす必要があるのです。

FP2級の受験資格

  • 3級技能検定の合格者
  • FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
  • 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

漢字ばかりがズラッと並んでいて分かりにくいですね、、詳しく解説します。

ちなみに・・

④の“厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者”は、無視してもOKです。

実は④の資格自体が2001年に廃止されているので、今からFP検定を受験しようとしている方には全く関係のない話です。

そのため①~③の受験資格について、深掘りしていきましょう!

事実上、実務経験がない場合はFP3級からのスタートです

結論からお伝えすると、事実上、実務経験がない場合はFP3級からのスタートです。

もちろん②の“FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者”に該当する場合は、いきなりFP2級を受験することが可能です。

ここでいう“FP業務”とは以下のものを指します。(一般社団法人金融財政事情研究会HP参照)

FP業務の具体例

  • 銀行、保険会社、証券会社、クレジット会社等の金融機関に勤務している方
  • 保険会社の代理店の職員
  • 税理士、公認会計士、不動産鑑定士、宅地建物取引士、社会保険労務士、中小企業診断士、弁護士、司法書士、行政書士などで資産に関する相談業務に従事している方
  • 会計事務所の職員
  • 不動産会社、建設会社など土地建物の取引・建築・相談業務に従事している方
  • 投資顧問会社の職員
  • 生活協同組合などの共済等担当職員
  • 商品先物取引会社の職員
  • 一般事業会社および官公庁の福利厚生担当者および金融・財務・経理担当者
  • 商事会社の商社金融担当者、商事会社やコンピュータ会社等の金融機関営業担当者および金融機関向けソフト開発担当者

確かに上記のいずれかの仕事に2年以上就いていたら、FP3級の内容はパスしても問題なさそうですよね。

“FP業務”以外の仕事をしている方や学生さんは、①の“3級技能検定の合格者”が最も満たしやすい受験資格といえるでしょう。

実際に私もFP2級を受けるために、①の“3級技能検定の合格者”をまずはクリアしました!

【必見】FP3級を飛ばしていきなり2級から受験する方法

【必見】FP3級を飛ばしていきなり2級から受験する方法

ここまで、FP2級をいきなり受けるのは不可能な理由を述べてきました。

しかし驚くことに、FP3級を飛ばしていきなり2級から受験する方法が存在します。

FP2級で出題される問題は、FP3級の延長線上の内容ばかりなので、金融周りの知識に自信がある方にとって必見の裏ワザです!

結論:FP2級の受験資格を満たす通信講座を活用する

もったいぶらずに結論から話すとズバリ、FP2級の受験資格を満たす通信講座を活用することです。

「あれ?さっきの受験資格に通信講座なんていう条件あったっけ?」と疑問に感じた人もいるはず。

実は通信講座の中には、③の“日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者”という受験資格を満たすコースがあります。

国が認めた通信講座に申込を行い、カリキュラムに沿って学習を進めていけば、いきなりFP2級への挑戦権をゲットできるイメージです。

おすすめの通信講座に関しては、別の記事でより詳細をご紹介しているので、下記のリンクからチェックしてみてください。

FP合格のおすすめ通信講座3選+α

【キャリアUP】IT・Web業界に特化したおすすめ転職サイト3選
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お役立ちメモ

全ての通信講座が③の“日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者”を満たすわけではありません。

私がおすすめしている通信講座の中では、『ユーキャン』『フォーサイト』が③の要件を満たすことが可能です。

いきなりFP2級を受けるのに向いている人・向いていない人

いきなりFP2級を受けるのに向いている人・向いていない人

FP3級を飛ばす方法はいたってシンプルでしたよね(笑)

ただここまでの話を聞いて「結局のところ、3級と2級はどっちから始めるのがいいの?」と悩みが出てきてしまった人が大勢だと思います。

最後にいきなりFP2級を受けるのに向いている人・向いていない人の特徴を深掘りしていきましょう。

それぞれ2つずつ挙げてみました。

向いていない人の特徴

  • ①お金をできる限りかけたくない人
  • ②モチベーション維持が苦手な人

向いている人の特徴

  • ①合格への最短ルートを歩みたい人
  • ②FPの知識をすぐ実務へ反映させたい人

最終的な判断はあなたに委ねますが、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

向いていない人①:お金をできる限りかけたくない人

いきなりFP2級のスタートに向いていない特徴は、お金をできる限りかけたくない人です。

当たり前の話ですが、通信講座と独学を比べると、圧倒的に通信講座の方が費用がかかります。

特に学生さんは、自分の力だけで通信講座の力を借りるのは厳しいかもしれません。(まさに私がそうでした・・笑)

空いている時間を勉強に全力で捧げられる場合には、地道にFP3級から受験していきましょう。

向いていない人②:モチベーション維持が苦手な人

続いての向いていない人の特徴は、モチベーション維持が苦手な場合です。

FP2級から受験する場合、FP3級の受験自体は省略できても、FP3級の内容を勉強する過程はショートカットしてはいけません。

FP3級レベルの基礎力があってこそ、FP2級の応用的な知識が身に付くからです。

そのためFP2級合格までノンストップで走り続けられるモチベーション管理が必要不可欠になります。

もっと詳しく

FP3級→FP2級の段階を踏むのであれば、“FP3級合格”という中目標的なものが存在します。

「まずはFP3級合格を目指して頑張る!」「よし!FP3級に合格したからそのままFP2級まで突っ走れ!」とモチベーション維持がしやすいのは言うまでもありませんね。

向いている人①:合格への最短ルートを歩みたい人

ここからFP2級のいきなり受験に向いている人の特徴のご紹介です。

まず1つ目は、合格への最短ルートを歩みたい人が挙げられます。

「FP3級を飛ばしたい」と考えている人の9割以上は、おそらく「無駄なことをしないで最短でFP2級に合格したい!」という理由から来ているはず。

通信講座を利用すれば、FP業務に従事していなくても、簡単にFP2級から受験に挑むことが可能になります。

またFP試験は年に3回開催されるため、FP3級→FP2級の合格フローだと、最短でも4~5か月はかかってしまいます。

その一方で自分の行動量次第で、FP2級合格までの期間を短縮できるのは、通信講座の力を借りる最大のメリットと断言できますね。

向いている人②:FPの知識をすぐ実務へ反映させたい人

意外に盲点かもしれませんが、FPの知識をすぐ実務へ反映させたい人も通信講座に申し込むべきです。

FPに関わらず、私自身も様々な資格を独学で取得してきましたが、分からない箇所を誰かに質問して解決しながら学習をしていく方が、明らかに知識が自分の血肉となっていきます。

FP業務に直近で就職する方や部署移動等でFPの知識が早急に欲しい方は、独学で変な解釈をしないように、通信講座を使って正しい知識を身につけていくことを強くオススメします。

お恥ずかしい話ですが、実際に独学で取得した資格の内容を実務で使うために、改めて学び直す機会が多々ありました・・(笑)

以上です。

FP2級は誰でもいきなり受験することができない資格ですが、通信講座を活用すれば、簡単にFP3級を飛ばすことができます。

ただし焦りは禁物です。自分のペースで自分に合った学習スタイルで合格を目指していきましょう。

どんなかたちであれ、FP2級に合格できれば、それは立派な知識を持つ者の証ですよ!

それではまた別の機会でお会いできる日まで(´▽`)

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