【宅建なしは不動産業界への転職で不利?】持ってなくても就職可能です

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【宅建なしは不動産業界への転職で不利?】持ってなくても就職可能です

2022年5月27日

こんにちは。ひろポンプです!

不動産業界での仕事は責任が大きい一方で、やりがいを感じつつ高い収入を得られるため、昔から一定の人気がありますよね。

ただし宅建の資格を持っていない人からすると、不動産会社への転職・就職は難易度が高いと考えることも多いのではないでしょうか。

  • 宅建なしは不動産業界への転職・就職で不利になる?
  • 転職活動のスタートは宅建に合格した後の方がいい?
  • 「宅建なんていらない」という意見も聞くけど本当なの?

宅建なしの転職活動において、上記のような疑問を抱く方もきっと少なくないはず。

そこで今回は、【宅建なしは不動産業界への転職で不利?】持ってなくても就職可能ですというテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

宅地建物取引士・FP2級・簿記2級などの資格に全て独学合格。
不動産会社で賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介など約5年の実務経験あり。
営業マンと採用担当も兼務し、年間約50名の方々と面接を行ってきました。

実際に私の働いていた不動産会社では、中途で宅建資格ナシの方を何名も採用してきました。

むしろ宅建士の状態で入社してくるケースの方が稀だったため、仮にあなたが宅建に合格していなくても不動産会社への就職は問題なくできるはずです。

記事の後半では、不動産会社へ入社したい宅建を持っていない人のよくある疑問にも回答していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

宅建なしは不動産業界への転職・就職で不利になる?

宅建なしは不動産業界への転職・就職で不利になる?

さっそく本題である「宅建なしは不動産業界への転職・就職で不利になる?」という質問をクリアにしていきます。

「不動産業界=宅建がないと仕事ができない」というイメージが先行している業界未経験の方もきっと多いはずですよね。

人事担当として履歴書や面接の場面で、“何を基準にしていたか”も詳しく解説してみます。

結論:宅建士であるに越したことはないが、必須項目ではない

結論から述べると、宅建士であるに越したことはないが、必須項目ではないです。

確かに宅建の資格を持っていれば、転職・就職にものすごく有利になるのは当たり前ですが、タイトルでも記載がある通り、宅建なしでも不動産会社から内定をもらうのはそこまで難しいことではありません。

私自身も宅建ナシの状態で不動産会社への就職が決まりましたし、中途採用も“宅建の資格を持っているか否か”は前職の会社ではチェック項目ではなかったです。

「宅建を持っていないと不動産会社への転職・就職はスーパーハードだから諦めよ・・」と感じる必要は一切ないですよ。

宅建を持つ営業マンは、転職ではなく開業の選択肢を取る人も多いため、そもそも転職を検討している宅建士は採用市場で希少性のある人材と考えることもできますね!

不動産仲介業で宅地建物取引士が有利と言われる理由

ではなぜ「不動産業界=宅建がないと仕事ができない」と言われているのでしょうか。

不動産仲介業で宅地建物取引士が有利と言われる理由はズバリ、『独占業務』が存在するから。

この場では詳細の説明は省きますが、要は“宅建士にしかやっていけない仕事がある”ためです。

営業マンとお客様で不動産取引を完了させるためには、必ず宅建士の力を借りなければなりません。

そのため宅建士と営業マンが同一人物であると、重宝される人材になり、世間的にも『不動産=宅建』というイメージが強いというわけです。

もっと詳しく

実際に宅建の資格を持っているだけで、初対面でのお客様の反応が非常に良かったです。

特に年配の方の印象が良く「宅建士を持っている方が担当で嬉しいわ」と嬉しい言葉をいただく機会が多々ありました。

宅建士の『独占業務』の詳細はこちら

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いずれは絶対に取得するべき国家資格と断言します

ここまで転職・就職時には宅建なしは不利にならないとお伝えしましたが、いずれは絶対に取得するべき国家資格と私は断言します。

新卒入社1~2年目の新人ならまだOKですが、自分の将来を考えて転職をした方や不動産会社に身を置いて5年目以降の方は必ず宅建に合格すべきでしょう。

なぜならば、ベテランになればなるほどお客様からの信用も得られないだけではなく、もし今いる不動産会社が倒産したときに、次のキャリアが上手くいかない可能性が大だからです。

全国にある不動産会社の数は、同じく全国にあるコンビニの数より多いと言われています。

IT技術により情報が民主化され進化しつづける現代において、現在勤めている会社が数年後も存続している保証なんてどこにもありません。

人生100年時代と叫ばれてる時代だからこそ、手に職をつけて食いっぱぐれないように、個々人のスキルを高めていきましょう。

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不動産会社へ入社したい宅建を持っていない人のよくある疑問

不動産会社へ入社したい宅建を持っていない人のよくある疑問

これまで、宅建なしは不動産業界への転職・就職で不利になるかについてご紹介してきました。

ここからはもう一歩踏み込んで、不動産会社へ入社したいと考えている宅建を持っていない人のよくある疑問に答えていきましょう。

今回は特に採用の現場では直接聞きにくいことに絞って、不動産営業マン×面接官を担当した私の考えに基づいて解説します。

宅建受験を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

「宅建なんていらない」と上司や先輩に言われるけど本当?

現在も不動産会社で働いている方の中には、「宅建なんていらない」と上司や先輩に言われることきっと少なくないでしょう。

ちなみに、言われたことがある方全員に逆質問したいのですが、その目上の人たちは宅建を持っていますか?

あくまで憶測に過ぎませんが、「契約は事務に任せればいいし、宅建士になったら仕事が増えるからやめとけ」とアドバイスする人に限って、宅建合格を諦めた負け組の確率が高いでしょう。

かなり言葉が悪かったかもしれませんが、私自身は宅建に合格して後悔したことなんてないですし、私の周りの宅建保有者の中にも「取るんじゃなかった・・」と悔やんでいる人を見たことがありません。

確かに不動産取引でお客様からサインをもらう業務自体は、営業マンがやる必要なく、事務の宅建士でも問題ありませんが、お客様からの見え方的にも、業務を依頼する手間など様々な観点から考えて、営業マンが宅建士としてそのまま業務を行った方がいいのは明白ですよね。

「宅建は必要ない」という負け犬の遠吠えには耳を傾けず、ご自身の市場価値を高めるためにも宅建合格に向けて勉強をスタートさせていきましょう。

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今の会社を辞めたいけど、宅建合格後に転職活動を始めるべき?

人によって判断が大きく分かれるところですが、「今の会社を辞めたいけど、宅建合格後に転職活動を始めるべき?」という疑問に答えます。

私が考える結論は、『辞めたいならさっさと辞めて、合格を待たずに転職しちゃえ!』です(笑)

理由は以下の通り。

宅建合格より転職を優先すべき理由

  • 宅建ナシでも転職のハードルがそこまで高くないから
  • 宅建試験は年1回で合格できるスパンが最低1年だから
  • 転職後の合格でも給与UPのチャンスが訪れやすいから
  • 「辞めたい!」と思った今日が人生の一番若い日だから

宅建の合格率は約15%と決して簡単なものではありません。

なかなか合格できず現職をダラダラ続けるよりは、さっさと転職活動をスタートさせて、新しい環境に飛び込む方が得策でしょう。

未経験者であれば、不動産の実務を通して吸収できる点も多いので、より一層おすすめです!

未経験の宅建なしでも、不動産会社への転職・就職は可能?

最後に回答するのは、「未経験の宅建なしでも、不動産会社への転職・就職は可能?」という質問。

勘の良い方ならすでに分かり切っているはずですが、不動産業界のキャリアがない宅建なしの未経験者でも、転職・就職は全然大丈夫です。

会社ごとに採用基準はバラバラだと思いますが、ほとんどの不動産会社では、“宅建士かどうか”よりも、“営業スキルがあるかどうか”を重視するでしょう。

そもそも宅建の資格を活躍させる前に、お客様から申込や契約をもらわないと売り上げは0円になります。

経験者であろうが未経験者であろうが、面接のタイミングではご自身の営業スキルを存分にアピールしていきましょう!

理想の不動産会社を見つたいなら不動産特化型の転職エージェント

最後にお伝えしたいことが1つだけあります。

それはズバリ、理想の不動産会社を見つたいなら不動産特化型の転職エージェントを活用しようということです。

繰り返しになりますが、日本国内にはコンビニよりも数が多い不動産会社が存在しています。

膨大な会社の中から、自分の求める条件の会社を見つけ出すのは、普通のやり方では不可能でしょう。

その一方で、不動産業界に強い転職サイトであれば、年収1,000万円を超える求人や土日休み+在宅ワーク可の募集要項がたくさんあります。

おすすめの不動産特化型の転職エージェントは別の記事にまとめていますので、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてください。

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以上です。

改めてですが、宅建なしで不動産業界への転職・就職が不利になることはありません。

もしあなたが不動産業界で働くことを熱望するならば、きっと優良な不動産会社に出会えるはずです。

そして現時点では難しくても、将来は必ず宅建士になっていきましょう!

いつかまた宅建士のあなたに会えるその日まで (´▽`)

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