こんにちは。ひろポンプです!
働き方の変化によって、”リスキリング”という言葉を耳にすることが増えてきましたよね。
しかし”リカレント教育”などの類義語との違いがよく分からないと感じる人も多いのではないでしょうか。
- リスキリングとリカレント教育の違いが知りたい、、
- 他にもリスキリングと似た用語も解説してほしい。。
- リスキリング関連の言葉の意味は暗記した方がいい?
リスキリングと似た意味を持つ言葉との違いについて、上記のような要望や疑問を抱く人もきっと少なくないはず。
そこで今回は、【リスキリングとリカレント教育の違い】極論:類義語は知らなくてOKというテーマで話を進めていきます。
この記事の筆者
宅建×不動産エージェントスクール『RENFREE』運営
不動産営業マン→月収50万円のフリーランスエンジニアへ転身
宅地建物取引士・FP2級・簿記2級などの資格を保有しています
私もリスキリングという単語を初めて知ったとき「じゃあ他のあの言葉と何が違うんだろ?」と思った一人です。。笑
できるだけ専門用語を使わずに差異をイメージで掴めるように分かりやすくご説明していきます。
また記事の後半では、リスキリングと他の類義語の違いは気にしなくてもOKという元も子もない話をぶっちゃけます!
最後までご覧ください。
【徹底解説】リスキリングと似た意味を持つ言葉の違い
さっそくリスキリングと似た意味を持つ言葉を解説していきます。
類義語として挙げられるのは下記の4つです。
リスキリングの類義語
- リカレント(リカレント教育)
- スキルアップ(アップスキリング)
- アウトスキリング
- アンラーニング
上記のいずれも「勉強してより良い方向へ進む」的なニュアンスの言葉ではありますが、実際にリスキリングと何が違うのでしょうか?
それぞれリスキリングと比較して違いを述べていきます。
【疑問】そもそも『リスキリング』ってなに?
とはいえ、類義語の違いよりも先に『リスキリング』とは?の定義を明確にしておきましょう。
リスキリングを一言でいうならば、新しいことを学び、スキルを身につけて、新しい業務や職業に就くことです。
終身雇用制度が終わりを迎えつつある中で、一生同じ仕事をし続けるのには無理があります。
リスキリングを実践していくことで、未経験の分野を学習し、0の状態から新しい仕事で働いていくことが当たり前になるでしょう。
そして人生100年時代が身近になった個人にとっても、従業員を雇用している企業にとっても、重要なキーワードになるのは間違いありません。
【大人の学び直し】リスキリングとは?
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【リスキリングとは?】未経験から新しくスキルを身につける学び直し
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『リスキリング』と『リカレント』の違い
まず最も代表的に挙げられる『リスキリング』と『リカレント』の違いです。
リスキリングとリカレントの違い
- リカレント…離職が前提で「働く→学ぶ→働く→学ぶ」を繰り返す
- リスキリング…離職はせずに働きながら学んでスキルを習得する
リカレント(リカレント教育)は、教育と就労を繰り返す生涯学習方法の一つです。
半年〜2年間のスパンで働きながら学んでいくリスキリングとは異なり、働いたら仕事を辞めて、学習にフルコミットして、また再び働き始めるというサイクルを長期間回していきます。
『リスキリング』と『スキルアップ』の違い
続いて『リスキリング』と『スキルアップ』の違いをご紹介します。
リスキリングとスキルアップの違い
- スキルアップ…今の職務の専門性をさらに高めるため学習する
- リスキリング…新しいことを学び、新しいスキルを身につける
スキルアップは、今持っているスキルの延長線上にあるより専門的なスキルを習得することを目的としています。
具体的には、経理の仕事をしている人がさらに専門性を高めようとして簿記の資格を取るようなイメージでOK。
その一方で、リスキリングはあくまで未経験の新しいスキルの習得を目指す考え方です。。
ちなみに”スキルアップ”は和製英語で、”アップスキリング”が正しい英語です!
『リスキリング』と『アウトスキリング』の違い
次に『リスキリング』と『アウトスキリング』の違いです。
アウトスキリングとは、リストラの対象となった従業員に対して、会社が退職前にリスキリングの環境を用意して、再就職ができるように支援することを指します。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、コロナをきっかけにアメリカやイギリスの企業で実施された手法です。
もしかしたら日本でもアウトスキリングが徐々に広まっていくかもしれません
『リスキリング』と『アンラーニング』の違い
最後に『リスキリング』と『アンラーニング』の違いです。
アンラーニングを日本語に直訳すると”学習棄却”です。
新しいことに挑戦するため、不要になったスキルや知識を捨てるという意味合いを持っています。
今まで知らない分野の勉強を進めていく上で、固定概念を捨てるのは大切なことです。
そのためリスキリングの第一歩としてアンラーニングは欠かせない手段でしょう。
リスキリングとリカレントなどの違いは気にしなくてOK
ここまで、リスキリングと他の類義語の違いについてご紹介してきました。
「なるほど。。きちんと違いがあるんだな!」と少しでも参考になれば嬉しいです。
さて、ここからはリスキリングとリカレントなどの違いは気にしなくてOKというテーマで深掘りをしていきます。
これまでの話の全てをちゃぶ台をひっくり返したようで申し訳ないです。。
しかし、リスキリングに関連する似たような単語は覚えなくても問題ない理由をお伝えしていきます。
ぶっちゃけニュアンスは違えど『学び直し』が最重要
結論からいうと、ぶっちゃけ言葉のニュアンスは違えど『学び直し』が最重要だからです。
リスキリングと主な類義語
- リスキリング
- リカレント(リカレント教育)
- スキルアップ(アップスキリング)
- アウトスキリング
- アンラーニング
あなたがリスキリングの専門家であれば、上記の意味の違いを正確に理解する必要があるかもですが、ほとんどの人にとっては関係ないはず。
今回ご紹介した言葉はいずれも、大人のスキル取得に関するキーワードです。
リスキリングに取り組まない企業も個人も必ず滅びる
もしかしたら「リスキングなんて私には1ミリも興味ないわ!」と目をそらしている人もいるかもしれませんね。
変化の激しい現代において、リスキリングに取り組まない企業も個人も必ず滅びるに違いないでしょう。
繰り返しになりますが、終身雇用は崩壊しつつあり、人間の寿命も100歳まで延びた影響で、新しいスキルを何度も身につけて仕事をしていく必要が出てきました。
また企業にとっては、ITツールを使いこなせるデジタル人材が採用できないのであれば、社内で育成しなければなりません。
どうせ世界の常識になるのだから今から始めてみよう
今はまだ聞き慣れないかもしれませんが、リスキリングは数年後には誰もが当たり前のように使う言葉になっていると個人的に確信しています。
「勉強に取り組むなんてなんだかメンドくさい・・」と感じる人も多いと思いますが、どうせ世界の常識になるのだから今この瞬間から始めてみましょう。
本を読んでリスキリングの基礎を学んだり、資格やスキルの勉強を実際にやってみたりと最初のスタートは何でもOKです。
早いタイミングからリスキリングを本気で進めていけば、周りとの差を大きく広げられるはずです!
以上です。
リカレント教育をはじめとするリスキリングの類義語の違いを余すことなく解説させてもらいました。
意味が異なるポイントは最低限おさえればOKなので、個人でも法人でも積極的にリスキリングを進めていきましょう。
それではまたどこかで(*^▽^*)
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