【独学or通信講座】簿記3級・2級合格狙うなら初心者は独学難しい?

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【独学or通信講座】簿記3級・2級合格狙うなら初心者は独学難しい?

2021年11月27日

こんにちは。ひろポンプです!

「何か手に職を付けられる資格をとりたい」と考えたときに、“簿記(日商簿記)”の取得を検討する人も多いのではないでしょうか。

ただし簿記が人気のある資格だからこそ、『独学』もしくは『通信講座』どちらで合格を目指していくか迷ってしまいますよね。

  • 簿記3級・2級合格を狙うなら独学と通信講座はどっち?
  • 独学と通信講座のメリット・デメリットを教えてほしい。。
  • 簿記3級・2級の勉強法を選ぶポイントが知りたい、、

簿記2級・3級の合格を狙っていく上で、上記のような悩みや疑問を思い浮かべてしまうでしょう。

そこで今回は、【独学or通信講座】簿記3級・2級合格狙うなら初心者は独学難しい?というテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

大学生のときに独学で簿記3級・簿記2級に合格しました。
その他にも宅地建物取引士・FP2級・英検2級・漢検2級などの資格を保有。
勤務先のベンチャー企業で簿記の知識を活かし、セミナー講師を務めた経験あり。

私自身は独学で簿記3級・2級に合格しましたが、見て分かる通り“資格マニア”ということもあり、身の回りの知人から簿記資格取得に関しての相談を受ける機会が多々ありました。

「独学と通信講座はどちらがおすすめなのか」という問いに対して、私の経験談だけではなく、私の知人の話も織り交ぜながら解説していきます。

記事の後半では、簿記2級・3級合格を目指す本質も考えるべきという大切な話も深掘りしていくので、ぜひ最後までご覧ください。

【独学vs通信講座】簿記2級・3級合格を狙うならどっち?

【独学vs通信講座】簿記2級・3級合格を狙うならどっち?

簿記の知識を身につけることで、様々な恩恵を受けることに繋がります。

経理や事務系の仕事に就きたいと考えるのであれば、間違いなく役に立つ資格となるでしょう。仮に簿記の知識に直結しない仕事をしている人にとっても、お金の教養を学ぶ上で大切な考え方を手に入れることが可能です。

ここで合格率をみてみると、簿記3級は約40%・簿記2級は約20%とされています。

正しい勉強法と適切な勉強量に取り組めば、誰でも合格を目指せる難易度と言い切って問題ないはずです。

簿記3級・2級の合格を狙うなら独学と通信講座はどちらがおすすめなのでしょうか?

簿記を取得するメリットはこちら

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結論:独学でもイケるけど、通信講座の方がベター

私の実体験と周りの知人から考えると、結論は独学でもイケるけど、通信講座の方がベターです。

理由としては、簿記には『仕訳』をはじめとする普段では使わない特殊な考え方を多用するからです。独学でも理解できる人は理解できると思いますが、一度つまずいてしまうと挫折に繋がりかねません。

独学よりも内容を汲み取りやすいオンライン授業や講師への質問アリな通信講座を選ぶ方がベターと言えるでしょう。

もっと詳しく

冒頭でもお伝えしましたが、私は独学で簿記3級・2級まで合格しました。

ただし私の場合は大学で経済学部に入学し、簿記の基礎中の基礎を授業で学びました。

その当時は授業が終わった後に、別のきっかけで「簿記を取ろう!」と行動し始めたので、完全に無意識に授業を受けていましたが、今振り返るとその授業がなかったら、完全独学での合格は難しかったかもしれません、、、

仮に簿記の基礎を大学の授業で学んでいなかったら、おそらく途中で挫折してた確率が今考えると非常に高かったと思っています。

簿記3級合格が目標であれば独学で全然OKです

独学でもイケるけど、通信講座の方がベターという結論は変わりないのですが、簿記3級合格が目標であれば独学で全然OKだと個人的に思っています。

簿記3級の内容の中には、難解と感じる問題は少ないので、良いテキストさえ選ぶことができれば、独学での合格も極端に厳しいものではありません。

「簿記3級さえ持っていれば必ず就職できる」のレベルの資格ではないですが、必要最低限のお金の教養を身につける意味では全く不足ないでしょう。

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初心者でいきなり簿記2級を目指すなら通信講座が無難

簿記3級合格が目標の場合は独学でも全然OKだと思うのですが、初心者の方がいきなり簿記2級の合格を目指すなら通信講座が無難でしょう。

簿記2級では『仕訳』だけではなく、『工業簿記』といった慣れない考え方を習得しなければなりません。

私と同じように学生時代に簿記の授業を受けたことがある・簿記3級を持っているのであれば、簿記2級合格は独学でも十分に射程圏内に入ってきます。

あなたが偏差値70オーバーのいわゆる高学歴だとしたら話は別ですが、“資格マニア”である私の体験談と周りの知人の話から想定するに、初心者がいきなり簿記2級に独学で挑むのは非常にハードルが高いはずです。

独学でチャレンジするとしても、まずは簿記3級から勉強をスタートさせていきましょう。

独学と通信講座の選ぶポイントを整理しよう

独学と通信講座の選ぶポイントを整理しよう

ここで今一度、独学と通信講座のどちらを選ぶべきかのポイントを整理していきましょう。

当たり前のことかもしれませんが、独学or通信講座のどちらを選ぶ方が適切なのかは人によって大きく異なりますよね。

ここからは、独学と通信講座にはそれぞれメリット・デメリットをご紹介していきます。

「私には○○の方が合っているかも!」とあなたの判断材料の一つとして参考にしていただけると嬉しいです。

独学のメリット・デメリット+向いている人

まずは独学のメリット・デメリットです。下記のものが挙げられるでしょう。

独学のメリット

  • お金がかからない(基本的にテキスト代のみ)
  • 手軽に簿記合格に向けてスタートを切れる
  • 自分のペースでいつでもどこでも勉強できる

独学のデメリット

  • 簿記特有の特殊な考え方で挫折しやすい
  • モチベーションの維持・管理が難しい
  • 誤った解釈で理解してしまう可能性がある

独学は一言でいうと、“低コストで済む可能性があるけど、その分多少のリスクも存在するよ”というイメージでしょうか。

今までの人生の中で、学業でもスポーツでも趣味でも、何か物事に対して自分自身で考えて行動して解決できた経験の持ち主は、簿記の独学に向いている素質があるとかもしれません。

ただ逆に「基本的に誰かの手を借りないとダメなんですよね、、」という人が、独学で簿記の合格を目指していくのは、かなり険しい道のりになるはずです。

ちなみに私は貧乏な学生のときに簿記にチャレンジしたので、独学しか選択肢がありませんでした(笑)

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通信講座のメリット・デメリット+向いている人

続いて通信講座のメリット・デメリットです。以下の通りでしょう。

通信講座のメリット

  • 簿記合格までの最短ルートを歩める
  • 第三者の説明で理解が深まりやすい
  • 分からない部分に関して質問できる

通信講座のデメリット

  • 費用がかかる(金額はピンキリ)
  • 申込までの心理的ハードルが高い
  • 通信講座選びを失敗する恐れがある

通信講座の特徴を簡単に伝えると、“費用はある程度かかるけど、簿記特有の考え方も理解しやすく、合格を効率的に叶えられやすいよ”のような感じでしょうか。

先ほど独学の例とは逆で、「つまずいてしまうとすぐに諦めてしまいがちだけど、誰かの手厚いサポートがあれば、楽しみながら続けられる!」という人にとって通信講座はおすすめですね。

上記に記載してある通り、通信講座の一番のデメリットはやはり費用がかかることと感じている人もきっと少なくありません。

ただし最近の通信講座の中には、“質の高いオンライン授業”“質問回数無制限”にも関わらず、独学の費用とそこまで差異がない金額で受講できる素晴らしいものも存在するので、ご安心を!

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簿記2級・3級合格を目指す本質を考えるべし

簿記2級・3級合格を目指す本質を考えるべし

ここまで簿記2級・3級の合格に向けて、独学と通信講座のどちらがいいのかを様々な角度から議論してきました。

記事も終盤に差し掛かったところで、簿記2級・3級合格を目指す本質を考えるべしという大切な点を深掘りしていきます。

独学もしくは通信講座を選ぶことは、あくまで簿記合格を目指す手段ですよね。本質を見失ってしまうと、ドロ沼にハマってしまう危険性だってあります。

「みんなが□□って言うから意見を丸呑み」「独学で費用を抑えることが正義」「通信講座に通いさえすれば絶対に受かるから安心」

上記のような極端な思い込みをしてしまうのは本末転倒です。ぜひ最後までご覧ください。

単純に合格がゴールなのかorその先を見据えているのか

まず自問自答してもらいたいのは、単純に合格がゴールなのかorその先を見据えているのかです。

具体的には、単純に宅建に合格することが目的ではなく、「いつかは税理士になりたい!」という夢を持っているとしたら、今後に繋がるように通信講座で学んだ方が良さそうな気がしますよね?

その他にあまり良くない例かもしれませんが、「簿記の資格をとると給与がUPする」だけの理由だったら、自分のペースでそこまで費用をかけずにコツコツ独学で合格を目指すのもアリでしょう。

簿記試験に合格することを目標に掲げることは何よりも大切ですが、簿記取得の目的も明確にすると、独学or通信講座の選択がしやすいのかもしれません。

お役立ちメモ

大学1年生の頃の私は金融関係の就職に有利な資格と考えて、簿記の資格を取得するために勉強をスタートさせました。

学生時代にお金がなかったのもありますが、当時の私は「金融関係の仕事に就く」のが目的のため、今回の話でいうと“単純に合格がゴール”だったので、独学を選んだという経緯です。

簿記に合格できるかどうかの分かれ道はあなたのヤル気次第

結局のところ、簿記に合格できるかどうかの分かれ道はあなたのヤル気次第かなと個人的に思っています。

「おい!今までの話はなんだったんだよ!!」と驚きつつ怒りの感情が抱いてしまう人がいらっしゃるかもしれませんが、これが現実なのでそのままお伝えしています。

簿記試験に限ったことではなく、これまでのたくさんの人が資格取得に挑戦していく様子を見てきましたが、最終的にはヤル気があった人が合格しています。

もちろん私自身も例外ではありません。合格するまで勉強を辞めなかった。ただそれだけです。

ここにきてこんなことを言うのも場違いかもしれませんが、独学だろうが通信講座だろうが、受かる人は受かるし、落ちる人は落ちます。

簿記取得を目標にする理由

  • 経理の仕事を極めたい!
  • いつか起業を目指す身として会計知識を学びたい!
  • とりあえず就職に有利な資格を取りたい!
  • 会社から簿記を取れと言われた。。

上記のように、簿記合格を目指す理由なんて人によって様々なはずです。ぜひみなさんの簿記合格を目指す理由をヤル気に変えていきましょう!

ネットの情報に惑わされず自分の道を歩んでいこう

最後にお伝えしたいことは、ネットの情報に惑わされず自分の道を歩んでいこうということです。

ネットなどの周りの意見を全て鵜呑みにしてしまうのは、非常にもったいないです。

「独学で簿記2級合格なんて無理だ」「通信講座に行っても意味ない」「そもそも簿記なんて取っても無駄」。このような言葉を全部聞いていたら、おそらく一歩も動けないですよね。

確かにそういう意見も一理あるかもしれませんが、事実として私は簿記2級に独学で合格できたし、少なくとも後悔したことなんてないし、今でもビジネスやお金に関する思考の土台になっています。

ここまで記事を読み進めていただいた方なら、きっと独学でチャレンジするのか・通信講座で合格を狙うのか。ある程度考えはまとまっているはずです。

自分で導き出した答えを信じて、ぜひ合格を目指していきましょう。

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以上です。

簿記は例え合格できなかったとしても、知識があるだけ価値があります。

もちろん合格することに越したことはありません。簿記の資格があれば、経理や事務の仕事は引く手あまたとなるでしょう。

きっとあなたの人生をより良いものに変える素晴らしい資格です!

それではまたどこかでお会いしましょう(´ω`*)

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