宅建と賃貸不動産経営管理士のダブルライセンス【どっちも取得せよ】

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宅建と賃貸不動産経営管理士のダブルライセンス【どっちも取得せよ】

2022年1月29日

こんにちは。ひろポンプです!

「不動産関係の仕事で役に立つ資格を取得したいな」と考えたときに、“宅建(宅地建物取引士)”“賃貸不動産経営管理士”を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

どちらも不動産業界で高い評価を受けられる人気の国家資格ですよね。

  • 同じ時期の受験でダブルライセンスを狙うべきか知りたい。。
  • 宅建士と賃貸不動産経営管理士のそれぞれ違いは?
  • どちらを先に合格すべきかおすすめを教えてほしい、、

宅建と賃貸不動産経営管理士の受験にあたって、上記の悩みや疑問を持っている人もきっと少なくないはず。

そこで今回は、宅建と賃貸不動産経営管理士のダブルライセンス【どっちも取得せよ】というテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

大学生のときに宅地建物取引士・日商簿記2級・FP2級に独学合格。
新卒の就職活動時には様々な業界・業種の企業から内定を11社獲得しました。
ベンチャー系不動産会社で約5年の実務経験。
営業マンと採用担当を兼務し、面接官を務めた経歴もあります。

タイトルにもある通り、結論からお伝えすると、不動産業界で働くのであれば、宅建と賃貸不動産経営管理士のダブルライセンスを強くおすすめします。

理由は2つあって、『試験内容が被っている部分が多くダブル合格が狙いやすい』ことと、『不動産業界内でどちらの資格も保有している人材の市場価値が非常に高い』ためです。

宅建と賃貸不動産経営管理士の違いに触れつつ、具体的なダブルライセンスの狙い方も詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

ちなみに・・

賃貸不動産経営管理士に関しては、私自身も合格に向けて勉強をしていたのですが、試験前に異業種に転職したため、受験することはありませんでした。

しかし、仮に不動産業界で働き続ける選択肢を選んでいたら、取得のために全力を尽くしていた資格であることに間違いはありません。

【宅建と賃貸不動産経営管理士】それぞれの違い

【宅建と賃貸不動産経営管理士】それぞれの違い

まずは、宅建と賃貸不動産経営管理士のそれぞれの違いをご紹介していきます。

どちらも不動産に関する資格であることに間違いありませんが、具体的な違いを説明できる人は意外と少ないかもしれませんね。

また「宅建は知っているけど、実は賃貸不動産経営管理士は最近初めて聞いた・・」という人の割合も多いはず。

それぞれの資格の違いを理解した上で、勉強をスタートさせていきましょう。

恥ずかしながら私も不動産会社に入社して3~4年目の時期に、賃貸不動産経営管理士の存在を始めて知りました、、

宅地建物取引士とは:不動産取引に関する専門家

宅建(宅地建物取引士)を一言でいうと、不動産取引に関する専門家です。

イメージしやすいようにご説明すると、“物件を売りたい人⇔物件を買いたい人”“物件を貸したい人⇔物件を借りたい人“の契約の仲介を行うことがメイン業務という感じでしょうか。

また『不動産の資格=宅地建物取引士』という世間的な認知度も高く、昔から国内でもトップレベルの人気を誇る国家資格でもあります。

宅建のメリットについては、他にも様々なことが挙げられます。別の記事で解説していますので、下記からチェックしてみてください。

宅地取得のメリットはこちら

【宅建合格のメリット5つ】役に立たないと言われる本当の理由も解説
【宅建合格のメリット5つ】役に立たないと言われる本当の理由も解説

続きを見る

賃貸不動産経営管理士とは:賃貸管理に関する専門家

賃貸不動産経営管理士を簡単に表すと、賃貸管理に関する専門家です。

まさに字のごとくではありますが、幅広い不動産の仕事の中でも、賃貸管理に特化した知識を持ったプロのことを指します。

分かりやすいように例をお話すると、宅地建物取引士が賃貸物件の契約の仲介を行ったあとに、賃貸不動産経営管理士が賃貸物件の管理に関して、知見を発揮するというイメージでOKです。

また歴史のある宅地建物取引士とは対照的に、賃貸不動産経営管理士の歴史はまだまだ浅く、2021年4月に国家資格になったばかりです。

そのため一般的な認知が広まっていないこともあり、あまり知らない人が多いという構造になっています。(私もそのうちの一人でした。。笑)

国家資格になった背景として、“賃貸住宅管理業法”という法律の改正が大きく影響しています。

宅建と賃貸不動産経営管理士の難易度はどっちが高い?

「宅建と賃貸不動産経営管理士ってどっちの方が難しいの?」と疑問に思っている人も少なくないでしょう。

宅建と賃貸不動産経営管理士の難易度を示すために、それぞれの資格の合格率をまとめてみました。

それぞれの資格の合格率

  • 宅地建物取引士(宅建)・・・約15%
  • 賃貸不動産経営管理士・・・約30%

ご覧の通り、宅建の方が難しいと判断できますね。

ただ先ほどもお伝えしたように、賃貸不動産経営管理士は国家資格になったばかりということもあり、今後は著しく難化が進み、宅建士とさほど難易度が変わらなくなる予測も一部では立っています。

ガツンと合格率が下がり切ってしまう前に、できるだけ早いタイミングで賃貸不動産経営管理士の合格を目指すのがベストかもしれませんね。

宅建と賃貸不動産経営管理士はダブルライセンスを狙え

宅建と賃貸不動産経営管理士はダブルライセンスを狙え

ここまで、宅建と賃貸不動産経営管理士の違いを述べてきました。

ここからは冒頭で記載した通り、宅建と賃貸不動産経営管理士はダブルライセンスを狙うべき話をお伝えしていきます。

「ダブルライセンスは無理だよ・・」と尻込みしてしまう人も中にはいるかもしれませんが、宅建と賃貸不動産経営管理士のどちらか片方だけでも合格できたのなら、可能性は十分過ぎるほど高いです。

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

ダブル受験はイケるけど無茶してしまうのは厳禁です

最初の論点として、「宅建と賃貸不動産経営管理のダブル受験で合格を目指すべき?」という質問にお答えします。

結論からお伝えすると、ダブル受験はイケるけど無茶してしまうのは厳禁です。

それぞれの試験範囲で重なっている箇所が多い+試験日が近いという点でダブル受験を検討する人も決して少なくありません。

宅建の試験日が10月第3日曜日・賃貸経営管理士の試験日が11月第3日曜日となっており、ちょうどイイ感じに2つの試験を受けることができます。

ただ個人的には、“不動産業界での実務経験が長い人”“他の資格試験に慣れている人”以外は、同時受験はあまりおすすめしていないのが本音です。

賃貸不動産経営管理士が民間資格だった数年前であれば、ダブル受験でも問題なかったのですが、国家資格になったことで、資格取得の初学者の立場を考えると、そう簡単にダブル合格は狙えないのかと思っています。

もしダブル受験を実行する場合は、宅建までは宅建の勉強に集中して、宅建の本試験が終わったら残り1ヶ月で賃貸不動産経営管理士の学習に専念する流れがベターでしょう。

賃貸不動産経営管理士よりも宅建の方が難易度が高いです。宅建に合格できるレベルまで自分を引き上げることができれば、おのずと賃貸不動産経営管理士の合格も見えてくるはずです。

別々に取得するなら先に宅建合格を目指してみよう

「ゆくゆくはダブルライセンスを目指したいけど、まずはどちらかの資格を取得したい」と考える人もおそらく大勢いらっしゃるでしょう。

仮に別々に取得するなら、先に宅建合格を目指すのがおすすめです。

なぜかというと、宅建の方が不動産業界で役に立つ場面が多いためです。

賃貸不動産経営管理士も賃貸管理において活躍する機会も多いのですが、実は宅地建物取引士も様々な条件を満たすと、賃貸不動産経営管理士と同じ役割を果たすことができます。 ※1

まずは宅建を取得して、次の年の11月に賃貸不動産経営管理士の資格合格を目指すスケジュールでOKでしょう。

もっと詳しく

※1 2027年頃を目途に宅地建物取引士の資格を持っていても、賃貸不動産経営管理士と同じ役割を果たせなくなる法案があります。

つまり、賃貸管理に関わる業務を賃貸不動産経営管理士しか行えない可能性が出てきたのが現状です。

そうなると増々合格者が少なくなるように調整されるはずなので、やはり少しでも早いタイミングで資格を取得していた方が良さそうですよね。

ダブルライセンスで不動産業界の転職・就職を有利に

宅建と賃貸不動産経営管理士のダブルライセンスで不動産業界の転職・就職を有利にしていきましょう。

もしかすると、賃貸不動産経営管理士の価値が上がっていく未来では、“有利”という言葉では片づけられないほど、ダブルライセンスを持っている人材は引く手あまたな存在になる可能性も大いにあります。

不動産業界に就職を目指している学生や異業種から転職を検討している人はもちろんのこと、現時点で不動産業界に在籍している人もダブルライセンスを達成すれば、大幅な年収UPも見込めるはずですよ。

実際に私の勤めていた会社でも、既に宅建の資格を持っている社員が賃貸不動産経営管理士の合格に向けて勉強に取り組んでいました。(私も例外ではありませんでしたよ!)

ダブルライセンスホルダーになりたいなら通信講座を選べ

もし宅建と賃貸不動産経営管理士のダブルライセンスホルダーになりたいなら、独学ではなく通信講座を選びましょう。

もちろんどちらの資格も独学合格自体は、決して難し過ぎることではありませんが、”ダブルライセンスを前提にする”となると話は別です。

1つではなく、2つの資格合格を目標に定めているため、我流だけで学習を進めていくと、勉強量の多さでモチベーションが下がったり、「本当にこの勉強法で合格できるのか?」と変な考えに至ったりしてしまう確率がグッと上がります。

その一方通信講座であれば、第三者の目の監視下で程よい緊張感の中で勉強を進めることができ、何よりもカリキュラムに沿って、合格までの最短ルートを歩めることが可能です。

現代では、場所も時間も選ばないオンライン講座が主流なので、下記のリンクからあなたにピッタリなスクールを選んでみてください!

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特に働きながらダブルライセンスを目指す忙しい社会人こそ、遠回りをしにくい通信講座の方を強くオススメします!

以上です。

この記事を読んで「ダブルライセンス目指してみようかな」と少しでも感じた方がいたら、とっても嬉しいです。

宅建・賃貸不動産経営管理士の合格を心の底から応援しています!!

具体的な勉強法やダブルライセンスを活かせる転職サイトなどは、以下の別の記事からチェックしてみてください。

それではまたどこかでお会いしましょう(*^_^*)

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