こんにちは。ひろポンプです!
就職活動において採用面接は自分をアピールできる絶好の機会ですが、逆にミスをしてしまうと企業に悪い印象を与えかねません。
またコロナの影響で、実際に会社に行って対面での面接を受けるのではなく、『Web面接・オンライン面接』が当たり前の時代になりつつあります。
- オンライン面接で何を気を付ければいいのか教えてほしい、、
- 採用担当はWeb面接で学生のどこを見ているか知りたい。。
- Web面接で注意すべきマナーと内定を勝ち取るためのコツは?
Web面接やオンライン面談を行う上で、上記のような不安や疑問を持つ学生さんもきっと多いはず。。
そこで今回は、【Web面接・オンライン面接】注意すべきマナーと内定の為のコツというテーマで話を進めていきます。
この記事の筆者
学生時代には様々な業界から内定を11社獲得しました。
不動産系ベンチャー企業にて営業マンと採用担当を兼務。
面接官として年間50人以上の学生と新卒採用のWeb面接を行った経験あり。
30分~60分の限られた時間の中で、自分の強みを全て面接官に伝えるのは難しいでしょう。
ただ間違ったマナーで行動をしてしまうと、採用担当にはマイナスの印象を植えつけてしまう可能性が高くなります。
現代の新卒の就職活動で避けては通れなくなった、Web面接・オンライン面接時に必ず注意すべきマナーと内定を勝ち取る為のコツを、この記事から少しでも学んでいただけたら嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
Web面接(オンライン面接)で注意すべきマナー5選
さっそく、Web面接(オンライン面接)で注意すべきマナー5選をご紹介いたします。
結論からお伝えすると、以下の通りです。
注意すべきマナー5選
- Web面接が始まる10分前には準備しておく
- 身だしなみ(特に顔と首元)を整えよう
- 背景は『何もない壁』がベターな選択
- パソコンやスマホの通知は全てOFF
- カンペを使って話すのは絶対にNG
「今度初めてのWeb面接・オンライン面談があって不安。。」という初心者の方でも分かりやすく解説していきます。
Web面接が始まる10分前には準備しておく
まずは慌てないようにWeb面接が始まる10分前には準備しておくことです。
これは「Web面接が始まる10分前からパソコンを起動して、アプリを開いて、ログインして、、」と『準備を10分前開始する』という意味ではなく、『Web面接が始まる10分前には面接を開始できる状態にしておく』という意味です。
企業によってWeb面接ためのツールは様々(Zoom・Skype・Google Meetなど)なため、直前で準備を行うと、やり方が分からずWeb面接開始までにログインが間に合わなくなってしまう恐れがあります。
面接の前には、心の準備もできるようにWeb面接が始まる10分前には準備しておくようにしていきましょう。
身だしなみ(特に顔と首元)を整えよう
こちらは当たり前ですが、身だしなみ(特に顔と首元)を整えるようにしましょう。
通常の対面での面接と違い、Web面接・オンライン面接は顔と首元がピンポイントで画面の中に映ります。
ここで伝えたいのは、「もっと可愛く映りなさい」「もっとカッコいい顔にしなさい」というわけではありません。
大切なポイントは、ビジネスに適しているか・清潔感が感じられるかです。
女性ならナチュラルメイク、男性なら髭を沿ってきちんとヘアワックスを付けてスタイリングしましょう。
そして特に気を付けられないといけないのは男性でしょう。
今までたくさんの学生さんを見てきたましたが、女性で「身だしなみが気になるな。。」と思ったことはないですが、男性の場合は頻繁に「清潔感に欠けてるな、、」感じてしまう機会が多かったです。。
特に気になるのが首元です。ネクタイの締めが緩く、第一ボタンが閉まっていない学生さんにしばしば出会います。
身だしなみ自体の良し悪しで面接で落とすことはありませんでしたが、次の選考に進めるか否か迷ったときは身だしなみによって判断したことも少なくありません。
面接官にマイナス印象を与えないためにも、きちんと身だしなみ(特に顔と首元)を整えましょう。
ネクタイの結び方が分からない学生さん向けに参考サイトのリンクを貼っておきます。
>>就活生必見!面接の成功率を左右する正しいネクタイの結び方
背景は『何もない壁』がベターな選択
意外と意識していない学生さんが多いのですが、背景は『何もない壁』に設定するようにしましょう。
『何もない壁』というのは、「白いクロス(壁紙)」や「無地のカーテン」のことです。
今まで数多くの学生さんとWeb面接をしてきましたが、個人的な感覚で伝えると「しっかりしているなぁ」と思った学生さんは全体の1~2割です。
多くの学生さんは、洋服がかかっているハンガーラックが映っていたり、おそらく趣味のアーティストやアニメのポスターが映っていたりしました。。
何かそういうのが映っているとせっかく素晴らしい内容のことを言っていてもそちらの物が気になってしまい、全く内容が入ってこないことが多々あります。
「面接官だから面接に集中しろよ!」と思った方もいるかもしれませんが、逆の立場で考えてみてください。
あなたが面接官だとしたら、絶対に『何もない壁』が背景の方が、相手の話に集中できますよね?
自分の意見や主張を相手により伝えるためにも、家で『何もない壁』を探して、その部分を背景として使用しましょう。
ちなみに。。
「バーチャル背景ってマナー的にどうですか?」とよく質問をされます。
個人的には、バーチャル背景は避けるべきと考えています。
理由は先ほどと同じで。バーチャル背景を使用すると、学生さんが消えかかってしまうことがあり、その結果意識が100%学生さんの話に向かないためです。
ただしどうしても背景が『何もない壁』にできない場合は、”ぼかし機能”を使えばマナー的にも問題ないでしょう。
パソコンやスマホの通知は全てOFF
徹底できている人も多いですが、通知は全てOFFにしましょう。
言わずもがなですが、Web面接・オンライン面接中に通知音などが聞こえてしまうと相手に失礼です。
パソコンの通知音もそうですが、スマホの通知も切っておきましょう。(スマホのバイブの振動は、意外と相手に伝わりやすいです)
またWeb面接中にパソコンの操作をすることもNGです。キーボードの打刻音やマウスのクリック音も相手に伝わりやすいですよ。
メモをとりたい場合は「メモをとらせていただいてもよろしいでしょうか?」と一言伝えてから、紙に書くようにしましょう。
カンペを使うのは絶対にNG
強く主張したいのですが、カンペを使うのは絶対にNGです。
Web面接・オンライン面接の際、カメラの範囲以外は相手に映っていないため、「企業理念や自己PRのカンペやメモを確認しながら面接できてラッキー!!」と勘違いしている学生さんがいるかもしれませんが、もちろん大きな間違いです。
面接官から見ると「あー、カンペ見てるな、、」って簡単に分かります(笑)
カンペはバレてます。。
・画面を見ながら話をしていたのに、こちらから質問をした瞬間に画面から目線をずらして明らかにカンペを見ながら話し始める
・目線はカメラからずれていないが、明らかにカンペを見て話しているように棒読みになったり、話すスピードが速くなったり、遅くなったり。(おそらくカメラの近くにカンペがあってそれを見ている)
Web面接・オンライン面談だからといってカンペやメモは準備せずに、通常の面接と同じ状況だと思って企業理念を調べたり自己PRを話せるように準備したりしましょう。
Web面接・オンライン面接で内定を勝ち取るためのポイント3つ
ここまでは、当たり前レベルのマナーについて解説していきました。
ただあくまでもみなさんの第一のゴールは、内定を勝ち取ることですよね。
ここからは、他の学生さんに差をつけるためWeb面接(オンライン面接)で内定を勝ち取るためのポイント3つを紹介していきます。
エラーで通信が切れても冷静を保つ
まず1つ目は、エラーで通信が切れても冷静を保つです。
どうしてもオンラインで行う面接なので、通信エラーが起きてしまうこともあります。その際には冷静さを保ちながら慌てず対応するように心がけましょう。
ここで慌ててしまい、冷静さを欠いた対応をしてしまうと「この学生さんは、緊急事態に対して柔軟に対応できないかもしれないなぁ、、きっと入社して仕事をしてもそうなんだろうなぁ、、」という印象を与えかねてしまう恐れがあります。
通信エラーはどうしても起きてしまう事象であって、採用担当側からしても、学生さんが悪いとは1ミリも思っていないはずなので、安心してください。
具体的にいうと通信エラーがあった場合は、企業からメールや電話で別の方法を示してくれるケースがほとんどです。
もしすぐに企業側から連絡がなかったとしも慌てる必要はありません。一呼吸を置いて、落ち着いた口調で電話をかけてみましょう。
通信接続を終了して初めて面接が完了
通常の面接では、面接室を出るまでが面接ですが、Web面接・オンライン面談では、通信接続を終了するまでが面接です。
Web面接の接続を終了する際には、”退出ボタン”にカーソルを持っていってクリックすると思うのですが、多くの学生さんはボタンを押すのに夢中になり、笑顔を忘れて、けっこうな真顔になっています。。(私自身も意識しないと真顔になってしまうので気を付けてますが笑)
ごく一部ですが、最後まで笑顔でそこまで意識している学生さんを見ると、「相手に与える印象を考え抜いているな」と個人的に感心しています。
最後まで気を抜かず、Web面接・オンライン面接に臨むようにしましょう!
「実際に会いたい」旨を伝える
最後は、学生さんから「実際に会いたい」旨を伝えることです。
実際にほとんどの企業は、最終面接だけは学生さんに会うために企業に来てもらうようにしています。
ただこの場合、企業から学生さんへ「最終面接は来社してもらいたい」と伝えることがほとんどです。
そこでオススメなのが、学生さんから企業へ「最終面接は来社したい」と伝えることです。
おすすめな理由は、「自分のやる気を企業に伝えられる」というのもありますが、お互いのミスマッチをなくすことに繋がるからです。
実際に来社してみると、社内の雰囲気や社員の様子を肌で感じることができます。そこで想像通りであれば、何も問題ないのですが、「あれ? ちょっと思っていたのと違ってた、、」ことであれば、もう一度考え直す必要がありますよね。
「今まで一次面接、二次面接と進んできたのに、、」と残念になる気持ちは分かりますが、これが実際に入社して働いてみたから感じたということであれば遅いです。
実際に企業に訪問してみないと分からないこともたくさんあるので、是非、自ら「実際に会いたい」と伝えるようにしましょう。
もっと詳しく
一次面接からいきなり「最終面接では会いたいです!!」と伝えるのはやめましょう。(少し急過ぎます笑)
Web面接では必ず質疑応答の時間があるので、「御社の面接では、実際にお会いさせていただく機会はありますか?」などと聞くことからスタートするのがいいですね。
私が面接官をしていても「実際にお会いしたいです!」と自ら言ってくれる学生さんも少数ながらいました。
そしてそういった発言をした学生はかなりの確率で内定に繋がっているのも事実です。少し勇気がいるかもしれませんが、実践していきましょう!
以上です。
これで抑えておくべきWeb面接のマナーとコツはバッチリです。あなたの就活がうまくいくことを心から願っています!
それではまたお会いしましょう(*^-^*)
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