【新卒向け志望動機の書き方】採用担当を務めた面接官が教えるテンプレ

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【新卒向け志望動機の書き方】採用担当を務めた面接官が教えるテンプレ

2021年2月20日

こんにちは!ひろポンプです。

新卒採用において、『志望動機』は書類選考や面接で必ず聞かれる項目ですよね。

ただし就活を始めたばかりの学生さんの中には「志望動機なんて全く思いつかないよ。。」と感じる人もきっと多いのではないでしょうか。

  • 面接官に好印象を与えられる志望動機が思いつかない。。
  • 志望動機の書き方が分からなくて困っている。。
  • 内定がもらえる志望動機はどうやって考えるの?

志望動機を作成する上で、上記のような疑問や不安を抱えるのは当然のことでしょう。

そこで今回は【【新卒向け志望動機の書き方】採用担当を務めた面接官が教えるテンプレというテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

学生時代には様々な業界から内定を11社獲得。
不動産系ベンチャー企業で営業マンと採用担当を兼務した経験あり。
面接官として年間50人以上の学生さんの選考を行っていました。

ちなみに私の出身大学は有名大学や名門大学ではなく、平凡な私立大学出身です。

学歴がなくとも、志望動機の書き方をマスターすれば、自分の入社したい企業から内定を勝ち取ることは十分可能なはず。

ぜひ最後までご覧ください。

【新卒向け志望動機の書き方】テンプレをご紹介します

【新卒向け志望動機の書き方】テンプレをご紹介します

さっそく結論からお伝えしていきます。以下が志望動機のテンプレです。

志望動機のテンプレ

私が御社を志望する理由は2つあります。

1つ目は私のやりたい仕事と御社の強みがマッチしていると考えたからです。
ちなみに私のやりたい仕事というのは、「〇〇〇〇」です。
御社の説明会でお聞きした△△は、・・・で、御社の強みは◇◇だと感じました。(具体例を述べる)
そのため、御社であれば私のやりたい「〇〇〇〇」という仕事ができると感じました。

2つ目は、◆◆です。
御社のインターンに参加した際に、・・・、という点が良いと思ったからです。(具体例を述べる)
様々な会社のインターンや説明会に参加していますが、御社にしかないものだと確信しました。

この2つの理由から、御社を志望しました。

あくまでテンプレなので、誰にでもあてはまるようにざっくりとした内容になっていますが、このテンプレにあなたのやりたいことや志望している会社の強み・特徴を当てはめてみましょう。

上記のテンプレを使うことで、新しく面接を受ける企業でも志望理由を考えるは短時間で済み、なおかつ面接官の心をグッと掴みやすい内容に作り上げられるはずです。

もちろん上記のテンプレだけを見ても、理解できない部分が多いと思うので、もっと分かりやすく深掘りしながら解説していきます。

このテンプレは、私が学生時代に半年以上をかけて、約100社のインターン・人事訪問・面接を行って生み出したものです。

自分で話すのもおこがましいのですが、就職活動をしていた後半の時期は、どの企業の面接を受けても、ほぼ100%選考通過していたので、効果の高さは自信を持って保証します!

志望理由のは2つがベスト

特に履歴書の文字制限がない場合や話す時間の制限がない場合、志望理由数は2つがベストだと考えます。

理由はシンプルで、1つだけだと単純に短いというのもありますが、なによりも志望動機が浅くなりがちです。

実際に私が面接官をしていた際に、学生さんから「御社を志望した理由は○○です」と1つの理由を言われることが多々あるのですが、「その理由だけだったら、別にうちの会社じゃなくてもできることなのでは?」と感じてしまうことがしょっちゅうあります、、笑

心の中で思ったことをそのまま学生さんに伝えてしまうと圧迫面接になりかねないので、優しい言い回しで「うちの会社じゃなくて他の会社でもできるのは?」と質問するのですが、高確率で学生さんがグダグダな回答をしてきます。。

逆に志望理由が3つ以上だと、「多いな、、」と心の中で思ってしまいます。

志望動機が2つであれば、「私は御社が絶対に良い」という想いをより的確に相手に分かりやすく伝えることができるはずです。

『自分がやりたいこと』と『会社の強み・特徴』をマッチさせる

志望動機で最も重要だとポイントは、『自分がやりたいこと』と『会社の強み・特徴』をマッチさせることです。

『自分がやりたいこと』とは、自分が社会人になってどういう仕事をしていきたいかです。

具体的には以下のようなことが挙げられるでしょうか。

『自分のやりたいこと』の具体例

  • 言葉の情報発信を通して、現代社会の情報格差をなくしたい
  • お客様に笑顔ではなく、感動して涙を流してもらえるような接客がしたい
  • その人の人生を180度変えられるような人材サービスのプロになりたい

この『自分のやりたいこと』が決まれば、『会社の強み・特徴』にマッチしている部分を面接官に伝えるだけです。

ここでポイントは、できるだけ具体的な例を使って相手に説明することです。

例えば、「説明会で人事担当の〇〇さんがおしゃっていた○○という考えが・・」「インターンに参加した際に、営業担当の○○さんが○○とお話されていて・・」などのエピソードを出していくイメージです。

実体験ベースでその会社に関わって感じたことを、『自分のやりたいこと』に照らし合わせることによって「この学生は、うちの会社を本当によく見てくれているな」と面接官に対して好印象を与えることができます。

『自分がやりたいこと』『会社の強み・特徴』をマッチさせるという考えは定着するまでは慣れが必要ですが、練習をすればすぐに実際の履歴書や面接で話すことが徐々にできるようになります。

ちなみに学生時代の私は『自分のやりたいこと』を【自分の知識を使って、誰かの人生に関わり、その人に寄り添っていく】とスローガン風に打ち出していましたよ

『自分がやりたいこと』以外で、会社の良いところを伝える

志望動機をお伝える上で、「別にうちの会社じゃなくてもよくない?」と面接官から思われないようにすることも重要です。

そう思われないために、『自分がやりたいこと』以外で、会社の良いところを伝えることが必要でしょう。

またただ伝えるだけではなく、下記のように具体的な事例を面接官に伝えるとより効果的です。

会社の良いところの具体例

  • 役職者の約半数が女性で、家庭も大事にしながら働ける
  • 半年に1回、全社でイベントを開催して社員同士の交流が深い
  • 若手社員のうちから成果を出した分だけ評価されて昇格も早い

『自分がやりたいこと』以外で、会社の良いところを伝えるよう心掛けて、「他のどの会社でもなく、御社にしかない魅力を感じました!」という想いをアピールしましょう。

過去に面接をした学生さんから「インターンに参加した際に、社員さん同士の仲が良さそうなやりとりを見ていて、風通しの良い会社なのだなという印象を受けました!」と言われて、まさに好印象でしたよ!

『自分がやりたいこと』を具体的に明文化するために

『自分がやりたいこと』を具体的に明文化するために

さて、ここからは『自分がやりたいこと』を見つけるためにはどうしたらよいのかを紹介していきます。

この記事を読んでいるみなさんの中には、「特にやりたいこともないけど、周りが就活を始めたからとりあえず自分も就活を始めてみた」という方が多いかもしれませんね。。。

実をいうと、私も「自分のやりたいことなんて何もない」と思っていた学生の一人でした。

しかし半年間、就活を必死に続けたら「これなら仕事としてやってもいいかも!!」と感じたものを見つけることができたので、その方法をこの場を借りてみなさんに共有していきます。

説明会だけではなく、インターンに参加しよう

まず、社会にはどういった仕事があるのかを調べるために情報収集が必要です。

そのためには、説明会だけではなく、インターンに参加するのがオススメです。

説明会はあくまで企業が学生さんを惹きつける目的の要素が強いので、どういった仕事内容かを詳しく知るのには適していないと言えます。

それに対して、インターンはその会社の詳細だけではなく、その会社が業界のどの位置にいるのかを説明してくれることが多いので、業界研究にも繋がります。

またここでのポイントは、あえて自分の興味がない業界のインターンに参加してみることです。

どうしても自分の興味があるインターンに参加しがちですが、そうするといつまで経っても、自分の知識や価値観は広がりません。

自分の興味がない業界のインターンへ参加してみて、「意外とこの業界のこの仕事をやってみたい」と思えたらもちろんOKですし、逆に「やっぱり興味がないな」と感じたらそれはそれで収穫です。

後々の面接で人事担当に「なぜこの業界を見ていないのですか?」という質問があったとしても「実際にその業界のインターンに参加したのですが、〇〇という部分が自分のやりたいこと違うなと感じて・・」と回答することができます。

またインターンに参加する大きなメリットは、同じ目標を持った仲間に出会えることです。

私自身もインターンで出会った仲間に大きな刺激を受けて、『自分のやりたいこと』より明確になりました。

ちなみに社会人になってもうすぐ5年目ですが、今でも交流が続いている仲間も大勢います。

様々な会社や人に触れることによって、だんだんと『自分がやりたい仕事』が明確になっていくはずです。

面接の数を意識しよう

ある程度『自分がやりたい仕事』が明確になってきたら、どんどん面接を受けて数を意識していきましょう!

「まだ紹介してもらったテンプレに当てはまるレベルまで『自分のやりたい仕事』が明確になってない、、」と思う方もいるかもしれませんが、まずは面接にチャレンジするのがベストです。

実際に面接でアウトプットすることで、『自分がやりたい仕事』が自分でウジウジ考えてるよりも明確になっていきます。

もちろん最初の段階だと面接官の質問に対して、的確に回答できないはずです。しかしそれが『自分がやりたいこと』を具体的にする一番の近道だと考えます。

面接官は「この学生はどういう人か」を見極めるプロです。面接官の質問に対して、的確に答えられないということは、現時点であなたの考えが足りていないということです。

面接が終わった後で忘れないように、面接官の質問はメモをしましょう。そして家に帰ったら「どう答えるべきだったか」を時間をかけて考えましょう。

その繰り返しによって、『自分がやりたいこと』がどんどん具体的になっていきます。

長すぎず短すぎず、インパクトがあるものにしよう

上記の行動を積み重ねていけば、『自分がやりたいこと』を具体的に明文化できるようになります。

ここで大事なのは、面接官の印象に残るように、長すぎず短すぎず、インパクトがあるものにすることです。

先ほど挙げた例の中で表すとしたら、「お客様に笑顔ではなく、感動して涙を流してもらえるような接客がしたい」みたいな感じです。

短い例だと、「お客様に涙を流してもらいたい」になると思うのですが、これだとイマイチ意味が伝わりにくいです。

長い例だと、「お客様に笑顔になってもらうだけではなく、より丁寧なサービスを提供することによって、涙を流してもらえるような感動を届けられる接客がしたい」かと思うのですが、長すぎて印象に残らない可能性が高いです。

ただ今紹介した例は、あくまで例です。ここはみなさんが歩んできた人生やインターンを通して感じた人生の価値観によって、生み出されるものだと思っています。

ぜひ、あなただけの『自分がやりたいこと』を明文化してみてください!

以上です。

繰り返しになりますが、「就活を始めたばかりでまだ右も左も分からない、、、」という人はまず今回ご紹介したテンプレを使用して、慣れてきたら自己流にどんどんブラッシュアップしていきましょう!

一人でも多くの学生さんの新卒採用の就職活動がうまくいくことを願っています(≧▽≦)

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