こんにちは。ひろポンプです!
「未経験からWebエンジニアになりたい!」と考えたときに、一旦転職をして、働きながら学ぶ選択をとる人も多いですよね。
ただWebエンジニア系の企業を探していると、“SES”に対してのネガティブな意見を頻繁に見かけないでしょうか?
- 求人広告に”SES”って単語をよく見かけるけどなに?
- SESは「やめとけ!」という意見を耳にするけど本当?
- 未経験→SES→フリーランスエンジニアは実現可能?
SESについて、上記のような疑問や不安を抱えている方もきっと少なくないでしょう。
そこで今回は、【SESはやめとけ?】未経験からの転職なら全くオワコンではないですというテーマで話を進めていきます。
この記事の筆者
2021年1月にプログラミング学習を独学でスタート
約半年間の勉強期間で、未経験(不動産)→Webエンジニア企業に転職成功
2022年4月に月収50万円のフリーランスエンジニアへ転向しました。
SESは悪いイメージが先行しがちですが、タイトルにもある通り、個人的には決して悪者扱いすべきではないと考えています。
なぜならば、私自身が未経験からSESのエンジニア企業へ転職し、その後に目標にしていたフリーランスエンジニアになることができたからです。
「SESはやめとけ!」と言われている理由と、SES→フリーランスエンジニアになれた実体験を赤裸々に書き記していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
【基礎知識】そもそも『SES』ってなに?
基礎知識として、「そもそもSESってなんなの?」と疑問に感じている人に向けて、簡単に説明をします。
SESとは、System Engineering Service(システムエンジニアリングサービス)の略です。
英語にしてもよく分からないですよね。。
もう少し噛み砕いて日本語で表すと、クライアント先に常駐し、システム開発やソフトウェア開発などのエンジニアの技術をサービスとして提供することを指します。
超ざっくりいうと、Webエンジニアをクライアント(顧客)ごとに派遣される感じです。
混同しやすい『SIer』との違いとは?
『SES』の言葉を説明すると、『SIer』という似たような単語とよく混同されがちです。
ただし意味は全く異なり、『SIer(エスアイヤー)』とはシステム開発を請け負うIT企業を表しています。
つまり、『SES』はシステム開発を行うための人的リソースのことであり、『SIer』はシステム開発を行う企業そのものといったイメージです。
ここらへんはややこしいので、「そんなIT用語があるのねー」でOKです(笑)
SESは成果物への責任を負わない”準委任契約”
もう少しだけ詳しくお話をしていくと、SESは成果物への責任を負わない”準委任契約”です。
「ん?どういうこと?」と9割以上の方が感じていると思うので、比較される機会が多い”請負契約”と”派遣契約”との違いを以下の通りにまとめました。
SES契約と請負契約の違い
- SES契約・・・成果物への責任を負わない(労働力に対しての対価)
- 請負契約・・・成果物への責任を負う(成果物に対しての対価)
上記のように、対価の対象が労働力と成果物に分かれているのが特徴です。
そのためSES契約では、仮に成果物を納品できなかったとしても、責任を負わず、費用は発生する仕組みになっています。
SES契約と派遣契約の違い
- SES契約・・・作業の指示者がSES企業の上長
- 派遣契約・・・作業の指示者がクライアント先の上長
SESでは作業の指示者は自分が雇用されている自社の上長であるため、クライアント先の上長が指示を出すことは法律で禁止されています。
ここらへんも複雑な話なので、さらっとスルーしても問題ナシです!
SESは「やめとけ!」という意見は本当なのか?
ここまで簡単にSESの概要に触れてきました。
ここからは、SESは「やめとけ!」という意見は本当なのか?という本題に突入していきましょう。
私自身もSES企業の仕事が始まるまでは、ネットや周りの意見によって、不安でブルブル震えていた一人です(笑)
体験談も交えながら、詳しく解説していきます。
SESがブラックで闇が深いと言われている3つの理由
悪い評判をいくつも耳にしますが、SESがブラックで闇が深いと言われている理由をまとめると、主に以下の3つでしょう。
「SESはやめとけ」と言われる理由
- 給料が低い
- スキルアップが難しい
- 偽装請負がある
それぞれ詳しく解説していきます。
理由①
給料が低い
真っ先にデメリットとして思い浮かぶのが、『給料が低い』ことでしょう。
私のSES時代のお給与をぶっちゃけてしまうと、額面で20万円でした。。
未経験からのエンジニア就職でしたので、「仕方ないな」と割り切っていたのですが、「Webエンジニアになったら無条件で稼げる!!」という固定概念を持ってしまっている方からすると絶望に近い感情を抱くかもしれませんね。
理由②
スキルアップが難しい
こちらも「SESはやばい」と呼ばれてしまう代表例かもですが、スキルアップが難しい点です。
エンジニアと名ばかりで、誰でもできるデータ入力やプログラミングとは関係ない営業を業務として任されることもあるみたいです。
幸いなことに私は半分以上が直接エンジニアに関係のある仕事に着任できたため、スキルを業務中に身につけられましたが、実際のところ”案件ガチャ”も存在していることでしょう。
後日、別の記事で『やばいSES企業の見極め方』を書きたいと考えています。
理由③
偽装請負がある
先ほどの派遣契約との違いの部分で述べましたが、クライアント先の上長が常駐しているSESに指示を出すのは本来NGです。
しかし、クライアント先から残業や休日出勤を命じられることもあり、偽装請負があるのが実情でしょう。
成果物ではなく、労働力に対して対価が支払われるため、法律的に一発OUTなのですが、SES事業がクライアントありきの業務形態で弱い立場になるので、実際には断れず、そのまま指示に従うしかない可能性が大いにあります。
私の場合、休日出勤はありませんでしたが、残業の指示は何度かありました(笑)
未経験からの転職なら全くオワコンではありません
これまでの話を聞くと「うわー。。絶対SESヤバいじゃん。。」と感じてしまった方がほとんどですかね?
しかしながら、冒頭でもお伝えしたように、未経験からの転職なら全くオワコンではありません。
なぜかというと、未経験→Webエンジニアへの道は、ある種のエンジニアブームの現代は、SES企業への入社しか残されていないからです。
もちろん未経験の状態からSES以外のエンジニア企業への就職成功の可能性も0ではないですが、ごく一部の限られた上位プレイヤーのみにしか達成は不可能でしょう。
具体的には、一人でアプリケーションを開発してリリースしたり、個人として企業からいくつかクライアントワークをこなしていたりするレベルです。
確かに給料は低いことはどうしようもできない事実ですが、できるだけプログラミングを実務で触れる案件に当たり、仕事終わりや休日にプログラミング学習を継続できれば、私のように、入社後半年で食いっぱぐれる確率が少ないフリーランスエンジニアになれるはずです。
エンジニア経験者はSESへ転職するのは微妙かも・・
ただSESをオススメできない人もいます。エンジニア経験者はSESへ転職するのは微妙かもです。。
SESのメリットを受けられるのはあくまで、ほぼノースキルの未経験者であり、スキルを少なからず持つ経験者の場合は、デメリットの方が大幅に強い気がします。
「経験者なんだけど、イイ感じの転職先が見つからなくて、結局SESに行き着いてしまう・・」という方は、きっと探し方を変えるだけで理想の条件の企業を見つけられるでしょう。
エンジニア経験者の方は、『クラウドリンク』がおすすめです。
『クラウドリンク』は、自社内開発求人に強い転職エージェントで、SESのように他社に出向する必要がなく、職場環境が頻繁に変わるようもないです。
年収・休日数・労働環境など『クラウドリンク』の審査を通過した優良求人情報のみ案内されるので、安心して利用することが可能です。
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【実体験】SES→月収50万円のフリーランスエンジニア
ここまで、「SESはやめとけ!」という意見に対して、未経験なら選択肢としてSESは大いにアリという話をさせていただきました。
「なるほど。確かにSESも悪くないかも!」と少しでも感じていただけたら嬉しいです。
ここからは、私の実体験を混ぜつつ、SES→月収50万円のフリーランスエンジニアになれた流れを深掘りしていきます。
結論:IT業界以外からの転職ならSESは最短ルート
とはいいつつ、全ての経緯を話すと長くなってしまうため、詳細は別記事をご覧ください。
未経験→エンジニア就職→フリーランスの流れ
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【実体験】未経験から独学でWebエンジニア転職を目指すロードマップ
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独学1年3ヶ月で未経験→月収50万フリーランスエンジニアになれた全て
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この記事では、結論だけお伝えします。
それはズバリ、IT業界以外からの転職ならSESは最短ルートということです。
繰り返しになりますが、「エンジニアが稼げる!」と話題がそれなりに世間に広まってしまった昨今では、未経験者がいきなり自社開発は非常に狭き門になっています。
もちろんプログラミングスキルを高めて、いきなりSES以外のエンジニア企業への転職を目指すのを否定する気は全くありませんが、何年かかるか分からない険しい道になることは間違いないはずです。
最初から技術力の高いエンジニアや個人で稼げるフリーランスを目指すよりも、一旦SES企業に入って、働きながら学ぶことを選ぶ方が最短ルートであると個人的には考えています。
もっと詳しく
入社すると充実したカリキュラムを受講できるSES企業も数多くあります。
私もカリキュラムがある会社を選んで、非効率な独学や費用がバカ高いプログラミングスクールに通わずに、タダでスキルを蓄えることができました!
厳しい現実ですが、勉強し続けられる人じゃないとキツイです
最後にもう1つだけ。厳しい現実を突きつけるかもですが、勉強し続けられる人じゃないとキツイです。
私は未経験からのSESに対して、ものすごく肯定的な立場なことは、ここまで読み進めていただいたあなたなら一目瞭然でしょう。
ではなぜ、世の中には「SESはやめとけ!」と悪評が飛び交っているのでしょうか。
あまり好ましくない表現かもしれませんが、SESで上手くいかなった人たちがネット上で「SESはオワコンだ!」と拡散しているのが理由の一つだと思っています。
エンジニアは日々新しい知識やスキルが求められます。今までプログラミングに触れてこなかった未経験の我々にとっては、なおさらですよね。
SESでスキルアップが望めないのであれば、自分で仕事終わりや休日に勉強すればいい。それだけの話ですよね。
逆に捉えると、自分の大きな目標や夢に向かって、行動し続けられる人であれば、SESはピッタリな選択肢と断言できるはずです!
以上です。
ぜひ一緒にどこでも通用するエンジニアになるべく努力をコツコツ積み重ねていきましょう!
それではまたどこかで(*’ω’*)
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