こんにちは!ひろポンプです。
コロナの影響で空いている時間が増えた結果、「資格の勉強をしよう!」と決意した方もきっと多いと思います。
「今後の人生で役に立てたいから」「仕事をする上で必要な資格だから」という理由の方ももちろんいることでしょう。
- 今まであまり資格の勉強をしたことがないけど独学でイケるの?
- 独学のデメリットがあるなら事前に知っておきたい、、、
- 独学が無理ならスクールに通うってアリなの?
独学で資格取得を狙っていく人の中には、上記のような疑問や不安を抱えている人もいらっしゃるはずです。
今回は【資格の独学に向いてない人の特徴5つ】スクールに通うのもアリですというテーマでお話を進めていきます。
この記事の筆者
独学で宅地建物取引士・FP2級・日商簿記2級・英検2級などの資格に合格しています。
勤め先のベンチャー系の不動産会社では、社内で宅地建物取引士の合格者を輩出させるプロジェクトの責任者を任されていました。
自分自身も独学で数多くの資格に合格してきた経緯と勤め先や友人などの数多くの人の独学のサポートをしてきた経験から、みなさんへお伝えしていきます。
資格の独学に向いていない人の特徴5つ
資格の独学に向いていない人の特徴5つをご紹介していきます。
あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
資格の独学に向いていない人の特徴5つ
- 継続が苦手な人
- 諦めが早すぎる人
- 完璧主義な人
- 周りの意見を聞きすぎる人
- 努力の量・努力の質・努力のベクトルが足りない人
もちろんこの特徴に当てはまったとしても、絶望する必要はありませんよ(笑)
これからそれぞれの独学に向いていない人の特徴の詳細だけではなく、しっかりと改善方法や意識の変え方も解説していくので、ぜひ参考にしてみてください!
継続が苦手な人
1つ目は、継続が苦手な人です。
ここでいう”継続”とは『毎日少しでも勉強を続けられる』ことを指します。
どんなに仕事で疲れていようが、飲み会で遅くなろうが、休日に友人・恋人・家族とお出かけしようが、毎日少しでも勉強を”継続”することが大切です。
「昨日は休日で6時間勉強したから、平日の今日はちょっと仕事で疲れたし、また明日でいっか!」という思考回路は、典型的な独学に向いていない人です。。。
それであれば「休日5時間・平日1時間」の方が、100倍マシです。
独学に向いている人の特徴は『勉強する』という”行動”自体を習慣に取り入れることが非常にうまいです。
『勉強する・しない』の”行動“の選択肢ではなく、『何時間勉強をするか』という”量“の選択肢を設定するということです。
具体例をあげると、みなさんは必ずランチを食べると思います。そのランチが仮に唐揚げ定食だとすると、『食べる・食べない』という”行動”の選択肢ではなく、『ご飯は普通盛りか大盛か・唐揚げを何個にするか』という“量”の選択肢を設定しているはずです。
これは『ランチを食べる』という”行動”が習慣になっているからです。
『勉強する』という”行動”自体を習慣に取り入れないかぎり、毎日『勉強する・しない』の”行動“の選択をしなければならないです。
『勉強をしない』という選択肢を自分自身に与えないためにも『勉強する』という”行動”自体を習慣に必ず取り入れるようにしましょう。
ココがポイント
「そんなこと言ったって予定があるときは勉強の時間とれないよ」という意見も分かります。私もしょっちゅうありますから(笑)
その場合は少し朝早くおきて10分・ランチ休憩の10分・寝る前にテレビやYouTubeを見る時間を10分でも勉強できるように、ちょっと工夫してみましょう。
その習慣があなたを必ず合格へと導いてくれるはずです。
諦めが早すぎる人
2つ目は、諦めが早すぎる人です。
テキストや問題集を進めていくと「なんだこれ?全く理解できない、、、もう嫌!!!」と投げ出してしまう人がいます。。。
そしてそのまま嫌になったままフェードアウト、、、という流れになってしまうのが容易に想像できますね(笑)
ただここで少し考えてみると、テキストや問題集で全く理解できない事柄に出会うのは、ごく当たり前のことです。
だってそうじゃないですか?
例えば合格率30%の資格があったとしたら10人いたら3人しか『その資格の分野を理解している』と認められないということになります。
そしてその10人の中の3人に入るためにお金を払ってスクールに通う人・お金をもらってスクールを運営している人がいるわけです。
初めてその資格の分野の勉強をするあなたが、ちょこちょこっとテキストや問題集を見ただけ理解できるわけがありません!
理解できない事柄に出会っても気にせずにどんどん勉強していきましょう。テキストや問題集の勉強を進めていくと「あれってこのことを言っていたんだ!」と理解が繋がる瞬間が来るはずです。
完璧主義な人
3つ目は、完璧主義な人です。
「え?だらしない性格の私が独学に向いていない人の特徴に当てはまるのは納得だけど、完璧主義な人は逆に独学に向いていそうなのに、、、」と思った方もいるかもしれません。
意外かもしれませんが、完璧主義過ぎる人は独学に向いていない傾向にあります。
独学に向いている人
「〇月に試験があるから、□月までにこの分野を終わらせて、△月から過去問に取り組むぞ!」
というざっくりとした計画はOKですが、
独学に向いていない人
「この分野は5日に分けて、その中でも19:00~20:00はこの章・20:00~21:00はあの章・・・」
みたいな感じで完璧に計画を立てていく人は独学に向いていないです。
テキストと問題集を1回見ただけで全て理解できるスーパー天才であれば話は別ですが、絶対につまずくタイミングが訪れます。。。
そしてそんな完璧な計画を立てるのに3日もかけるのであれば、その時間を勉強にあてた方がよいです(笑)
ざっくりとした計画を立てた後は、やりながらその都度軌道修正していくように勉強を進めていきましょう。
周りの意見を聞きすぎる人
4つ目は、周りの意見を聞きすぎる人です。
「周りの意見を取り入れて実行できる人は素直でいいんじゃないの?」と疑問を持った方も多いでしょう。
もちろん周りの意見を聞くことはよいことですが、たくさん周りの意見を聞いて、全て取り入れてしまう人は独学に向いていないです。
よくある周りの意見
- テキストはこの本がいいよ!
- しっかりと自分の言葉でノートにまとめた方がいいよ!
- ひたすら過去問を何周もした方がいいよ!
- まずは過去問を勉強してから自分が苦手な分野を逆算でテキストや問題集に取り掛かった方がいいよ!
上記のような意見はどれも一理ある勉強方法だと思います。
ただ一人の人間が全て行おうとすると明らかにキャパオーバーですし、勉強している本人も”資格の合格”が目的だったのに、いつからか“この勉強方法で勉強する”ことが目的にすり替わってしまう可能性もあります。
私のオススメはできれば1人、多くても2~3人の勉強方法を参考にして勉強に取り組むことです。
たくさんの意見を聞くこと自体は素晴らしい行動なので、周りの合格している友人やネットの情報を参考にして、「これなら自分でも独学で合格できそう!」とイメージを持てる勉強方法を探してみてください。
努力の量・努力の質・努力のベクトルが足りない人
5つ目は、努力の量・努力の質・努力のベクトルが足りない人です。
いきなり知らない言葉が出てきてビックリした人も多いと思いますが、これは私の好きな造語です(笑)
この言葉は私が就職活動中にある面接官から教えてもらいました。今でも私の中心になっている考えです。
『努力は必ず報われる』という言葉はあながち間違っていない。ただもっと正確に表すと『努力の量×努力の質×努力のベクトル』このどれもが“プラス”の時に初めて結果や成果が出て『努力は報われる』。この要素のどれかが”0”や“マイナス”だと『努力は報われれない』
資格の独学で考えると、『勉強時間などの”量”×勉強方法などの”質“×勉強の進め方などの”ベクトル”』の全てが”プラス”になって初めて「合格」という結果にたどり着くことができます。
私が実際に取得したことがある資格試験については、詳しい勉強時間や勉強方法、進め方も細かく解説している記事があるので、もしよろしければご覧ください。
成果を導き出す『努力の方程式』はこちら
-
【努力は必ず報われる?】成果=努力の質×努力の量×努力のベクトル
続きを見る
必ず知っておきたい独学のデメリット3つ
ここまで資格の独学に向いていない人の特徴5つを紹介してきました。
当てはまった人や心当たりがある人は、ぜひ意識して独学学習を進めてください。
ここからは数々の資格試験を独学合格してきた私が、必ず知っておきたい独学のデメリット3つを解説していきます。
その前にまずメリットを挙げるとすると、下記のとおりでしょうか。
独学のメリット
- お金がかからない
- 手軽に始められる
- 自分のペースでいつでもどこでもできる
もちろん私はどちらかというと独学推奨派なので、上記のメリットの恩恵を受けるために独学で数々の資格に独学合格してきました。
しかし、資格取得を独学で挑む際には、デメリットがあるのも事実です。
独学のデメリット
- 理解が深まりにくい
- モチベーション維持が難しい
- 実務・実生活でスキルを活かしにくい
私は自分自身の経験から、上記のようなデメリットがあると考えました。詳しく解説していきます。
理解が深まりにくい
まず挙げられるのが、理解が深まりにくいです。
単純明快なデメリットですね。やはり誰にも教えてもらうことができないため『先生=テキスト』となってしまい、「なぜこういうふうになるのか?」という理屈込みでの理解が難しいです。
繰り返しになりますが、私も基本的に独学で資格を取得しているので、何度もこのデメリットを痛感しています。。。
実体験をお話すると、私が2日間にかけて行われる実務講習(宅地建物取引士の資格登録に必要なもの)を受けたときに「この言葉ってこういう意味なのか!」「テキストだとよく分らなかったけど、こういうこと表しているのか!」と目から鱗の情報がたくさんありました。
「他の資格でもお金を払ってスクールに通った方が断然理解が深まりやすいんだろうな、、、」と感じた瞬間でもありましたね(笑)
理解を深めながら資格に合格するには、独学は不向きかもしれません。
モチベーション維持が難しい
独学は気軽に始められる一方で、多くの人が途中で挫折してしまいます。
そう、モチベーションの維持が難しいです。
スクールに通っていると「お金を払っているしお金がもったいないから行くか」と、多少後ろ向きな気持ちだとしても、独学を続けられる環境に身を置くことができます。
また一度スクールに行ってしまえば、講師の方の話を聞いてやる気が出たり、横の席の方と仲良くなって切磋琢磨できたりなど、モチベーション維持がしやすい状況になります。
しかし、独学は何もかもが”自分との戦い”です。上記でもお伝えしたように『勉強する』という”行動”自体を習慣に取り入れなければ、続かないケースが多いです。
自分を鼓舞するのが苦手な人は、独学のデメリットの影響を受けやすいと言えるでしょう。
実務・実生活でスキルを活かしにくい
先ほど解説した理解が深まりにくいことと似ているデメリットですが、実務・実生活でスキルを活かしにくいこともデメリットの1つです。
私は現在不動産関係の仕事をしています。宅地建物取引士の資格については、幸い宅地建物取引士の実務講習を受けたので、そのまま実務でスキルをある程度活かすことができました。※1
しかし、FP2級(お客様にライフプランを含めた提案)・簿記2級(入居審査で申込者の法人の貸借対照表・損益計算書を読み取る力)・英検2級(英語しか喋れない外国人のお客様対応)は、正直スキルを活かしきれていないと感じています。
もしスクールに通っていて、理解を深めて、実務や実生活に活かせるように学べていたらもっと人生の幅があったんじゃないかなと思う瞬間も正直あります。
「今後のキャリアステップや人生で資格の知識をより活かしたい!」という強い希望があるのであれば、独学には限界があるかもしれません。
もっと詳しく
※1 不動産などの実務経験が2年未満の人は、この実務講習を受ける必要があります。
独学で資格を取った人がそのまま実務で通じる知識がない状態のままだと、不動産の仕事を行うと宅地建物取引士という不動産のプロとしての役割を果たすことができないため、この実務講習を受ける義務を設けたのかなと個人的に思っています。
スクールに通うのはアリですか?
ここまで、必ず知っておきたい独学のデメリット3つにフォーカスして解説してきました。
こちらのデメリットをみなさんどう受け止めましたでしょうか?
そしてここで当然ながら生まれるのは「スクールに通うのはアリですか?」という質問でしょう。
ここからはこの質問の答えに関して、深掘りしていきます。
結論:めちゃくちゃアリです
ここまでこちらの記事をご覧いただいた方であれば、もう分かり切っていることかもしれませんが、結論:めちゃくちゃアリです。
もし”資格の独学に向いていない人の特徴に当てはまっている項目が多い”・”独学のメリットの恩恵以上にデメリットを避けたいという想いが強い”といった場合は、むしろスクール等にお金を払って、資格の取得をすることをオススメします。
独学に慣れていない方におすすめのスクール3選
当然の話ながら、仮に「簿記の資格を取りたい!」と思ったのなら、簿記の通信講座やスクールに申し込むのがベストです。
ここではあくまで、独学に慣れていない方におすすめのスクール3選をご紹介していきます。
「そもそもどの資格から取得すればいいの?」「勉強する習慣が全く付いてないよ、、」と感じる方は、ぜひ以下の3つのスクールから、資格取得へのスタートダッシュを切っていきましょう!
おすすめスクール①
『Smart資格』:スマホで簡単オンライン資格
まず1つ目は、『Smart資格』です。
スキマ時間にスマホで在宅やリモートワークに特化したオンライン資格を取得することできます。
”一般社団法人 日本オンライン資格推進機構(JOCP)”が認定する資格講座なので、信頼性も担保されており、InstagramなどのSNSでも話題沸騰中です。
「今まで勉強することから長い間逃げてきた。。」という方にピッタリなスクールだと思いますよ!
『Smart資格』の詳細はこちら
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おすすめスクール②
『オンスク.JP』:資格のサブスクサービス
続いて2つ目は、『オンスク.JP』です。
簡単に一言でいうと、資格のサブスクサービスのようなイメージです。
月額980円+税~で約50講座以上を受講し放題のため、一気に多種多様な資格にチャレンジが可能となっています。
また「どんな資格をとっていいか分からないよ、、」という方は、無料体験から始めてみましょう。
講義動画50本以上・問題演習4,500問以上が設けられており、”自分にとって必要が資格が何か”や”自分が興味を持つ資格”がきっと見つかるはずです。
おすすめスクール③
『スタディング』:ニューノーマルのオンライン講座
最後の3つ目は、『スタディング』です。
難関資格も含めた様々な資格を全てオンラインで講座を受けることが可能です。
また通信講座と聞くと「どうせ金額もそれなりに高いんでしょ?」と、疑問が先行してしまう人が多いと思いますが、『スタディング』は他の一般的な講座の料金と比べて、オンラインに特化しているからこそ、圧倒的な低価格を実現しています。
合格者からの声も多く、カリキュラムの質も高いものと断言できるでしょう。
以上です。
資格の独学に向いてない人の特徴5つにあなたはいくつ当てはまりましたか?
独学で資格合格に挑む場合には、きちんと先ほど紹介したデメリットも含めた上で勉強を進めていきましょう。
スクールに通うのも非常に賢い選択肢だと思いますので、この記事が少しでもあなたの参考になっていれば嬉しいです!
それではまたどこかでお会いしましょう(*’ω’*)
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