【就職・転職に役立つ】不動産業界でおすすめの資格ランキングTOP5

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【就職・転職に役立つ】不動産業界でおすすめの資格ランキングTOP5

2021年5月21日

こんにちは!ひろポンプです。

不動産業界の仕事は土地や建物の情報だけではなく、法律も絡んでくるため専門的な知識が求められますよね。

したがって、不動産業界へ就職・転職をうまく進めるためにも、資格は重要な1つの要素だといえるでしょう。

  • 不動産業界へ就職・転職したいけどおすすめの資格ってあるの?
  • 不動産業界で役に立つ資格があればランキング形式で知りたい!
  • やっぱり宅地建物取引士が一番おすすめって聞くけど本当なの?

上記のような様々な疑問を抱えている方もきっと多いはずです。

今回は【就職・転職に役立つ】不動産業界でおすすめの資格ランキングTOP5というテーマでお話をしていきます。

この記事の筆者

不動産会社で賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理など約5年の実務経験あり。
営業マンだけではなく、採用担当として面接官を兼務。
保有資格は、宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・FP2級です。

私の実体験として、就職活動時や不動産業界で働いているときに、「この資格をとっておいて良かったなー!」と感じる機会が数えられないほどありました。

不動産業界へ就職・転職を検討している方にとって、必見の内容になっていると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

不動産業界でおすすめの資格ランキングTOP5

不動産業界でおすすめの資格ランキングTOP5

さっそく、不動産業界でおすすめの資格ランキングTOP5を発表していきます。

実際に様々な方の採用に関わって感じるのが、これから紹介する不動産会社で役立つ資格を持っていない人が多すぎるということです。

もちろん資格を持っているか持っていないかでその人の能力を見極めることはできませんが、少なくとも不動産業界で働きたい意欲や覚悟はあるという証明には繋がると思います。

私の働く会社でも全くの異業種から40代後半で転職を成功させて、現在もバリバリ活躍している社員がいます。

ただその社員は全くのノースキルではなく、自分自身で勉強してこれから紹介する資格をとって不動産業界へ転職しています。

それほど不動産業界では資格を持っていると就職・転職を優位に進められます。

そのことを念頭に置き、このまま読み進めていただければ幸いです。

第5位 不動産コンサルティングマスター

まず第5位は不動産コンサルティングマスターです。

不動産に関わるコンサルティング業務を行える不動産業界のプロ中のプロで、不動産コンサルティングマスターは不動産会社から別の不動産会社へ転職するのに役立つ資格です。

合格率は45%と約2人に1人が受かる簡単な資格に見えますが、下記のいずれか資格を持っていることが受験資格となるため、そもそも誰もが受けられる資格試験ではありません。

受験資格一覧

  • 宅地建物取引士資格登録者
  • 不動産鑑定士登録者
  • 一級建築士登録者

また正式に不動産コンサルティングマスターになるためには、不動産コンサルティング技能試験の合格+5年の実務経験が必要となります。

※詳しくは公式HPをご確認ください。
>>不動産コンサルティングマスターの登録要件

「ここまで聞くと正直めちゃくちゃハードルが高い資格だな、、、」と感じた人がほとんどだと思います。

確かに持っていれば有利な資格ではありますが、誰でもとれるわけではないので第5位にしました。

不動産業界が未経験の方は不動産会社へ就職・転職を成功させた後に、さらなるキャリアのステップアップのために後々検討してみてはいかがでしょうか?

第4位 インテリアコーディネーター

続いて第4位はインテリアコーディネーターです。

住宅のみならず店舗やオフィスなどを快適な空間へと創造するためのインテリアをアドバイスや提案ができる資格です。

自分自身の部屋のインテリアにも役立つため、女性の人気が高い資格です。

お客様からの「こういう部屋にしたい!」という要望に対して、デザインやインテリアを具現化できることは不動産業界でも非常に市場価値が高いので、オススメの資格です。

ただ第4位なのはこの資格単体だけだと物足りないからです。デザインだけであればデザイナーへ外注すればよいだけですよね?

『不動産の専門的な知識×インテリアコーディネーター』という感じで他の資格と持ち合わせれば、それは単純なかけ算ではなく、不動産業界で引く手あまたな優秀な人材になれるはずです。

インテリアコーディネーターの詳細はこちら

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第3位 賃貸不動産経営管理士

ここからはTOP3のご紹介です。第5位・第4位ともに民間資格でしたが、ここからTOP3は全て国家資格です。

第3位は賃貸不動産経営管理士です。2021年4月に民間資格から国家資格に変更になりました。

まだ認知度が低いかもしれませんが、”賃貸不動産管理”を扱うのであれば必須の資格になっていく可能性が高いです。

国家資格になったばかりということもあり、現時点では合格率が30%と国家資格の中では圧倒的に高く合格しやすい資格といえます。

ただここから徐々に難化するはずななので、合格するなら今がチャンスですよ!

第3位の理由は“賃貸不動産管理”のみにしか活かすことができないからです。賃貸仲介や売買仲介の仕事ではそこまで重宝されないのが現実でもあります、、、

「賃貸物件の管理の仕事に就きたい!!」という方であれば、間違いなくあった方がいい資格なので、ぜひ早いタイミングで受験してみてください♪

賃貸不動産経営管理士の詳細はこちら

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第2位 FP(ファイナンシャル・プランナー)

そして、第2位はFP(ファイナンシャル・プランナー)です。

FP(ファイナンシャル・プランナー)は不動産の知識だけはなく、個人の”お金”に関してプロフェッショナルになれる資格です。

住宅ローンについてはもちろんですが、老後の資金計画・保険の見直し・税制や年金など幅広い観点から顧客に提案ができるのが魅力です。

『人生100年時代』と言われているこの現代において、今後のライフプランも見据えた住宅選びをしたいというニーズは伸びていて、それに伴い不動産業界の企業もそういう提案ができる人材を求めています。

実際に私が就活中に受けていた不動産会社で「我が社が最も欲しい人材はFP(ファイナンシャル・プランナー)の知識を持っている人だ」と謳っている会社もありました。

FP(ファイナンシャル・プランナー)は3~1級までありますが、まずは2級の合格を目指しましょう!

3級は誰でも簡単に取れてしまうので持っていても意味が薄く、1級は非常に難易度が高いため就職・転職のために資格をとるのは時間がかかり過ぎます。

不動産業界へ就職・転職が目的するのあれば、FP2級で十分優位性を発揮できると思います。

ちなみに私は学生時代にFP2級に合格したおかげで、就活でものすごく有利に進められたと実感しています!

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第1位 宅地建物取引士

いよいよ、第1位は宅地建物取引士です。

誰が何と言おうと不動の第1位は宅地建物取引士と断言してもよいでしょう。

会社によっては宅地建物取引士の資格を持っているだけで資格手当として1~5万円支給されます。

宅地建物取引士がここまで人気な理由はたくさんありますが、もし1つだけ挙げるとしたら、宅地建物取引士しかできない仕事があるからだと思います。

宅地建物取引士の独占業務

  • 重要事項の説明
  • 重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
  • 契約書(37条書面)への記名・押印
  • 設置義務:事業所の従業員の5人に1人は宅建士でなくてはならない

難しい言葉なのでピンっときていない方も多いと思いますが、もう少し分かりやすくいうと『宅地建物取引士がいないと不動産会社が不動産の仕事を行えない』ということです。

イケメンアイドルグループを作るとしたら若くてカッコいい男の子が必要ですよね?おっさんではダメなんです笑

ちょっとヒドイ例えだったかもしれませんが、それぐらい宅地建物取引士はどの不動産業界の会社でも求められている人材です。

冒頭で紹介した『私の働く会社で全くの異業種から40代後半で転職を成功させた人』はこの宅地建物取引士の資格を持っていました。

これから不動産業界へ就職・転職を検討している人はぜひ宅地建物取引士の資格を取得してみてください。

宅建士の独占業務を詳しく知りたい方はこちら

【宅建士ができること+活かし方】3つの独占業務とはどんな仕事?
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結論:宅地建物取引士だけで十分です

結論:宅地建物取引士だけで十分です

ここまで不動産業界でおすすめの資格ランキングTOP5を紹介してきました!

が、、、不動産業界へ就職・転職を本気で考えているのであれば、結論:宅地建物取引士だけで十分です。

「おいおい、せっかくTOP5のランキング形式でおすすめな資格を解説してたヤツが言う事か?」とヤジが飛んできそうですが、飛んできたら飛んできたでしょうがいないです。

ただ私は不動産業界で働く一人の人間として、会社で採用担当の面接官を行っている一人の人間として、自分自身も数々の資格を取得してきた一人の人間として声を大にしてあなたへ伝えていきます。

不動産業界で資格以上に必要なものとは?

不動産業界ではプロフェッショナルな知識が必要で、その知識を所持していることを証明する一つのツールとして確かに資格は重要かもしれません。

ただそれ以上に不動産業界で資格以上に必要なものがあると個人的に考えています。

それはズバリ、営業力です。

不動産業界と一言で表しても様々な仕事があります。賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理・ディベロッパー・ハウスメーカー等々。ただどの仕事も例外なく取引する相手がいるはずです。

お部屋を探しているお客様・土地を売りたいお客様・所有している物件を貸したいお客様に対してプロフェッショナルな知識だけを持っていても売り上げは作ることができません。

もしプロフェッショナルな知識だけを持っていれば立派な営業マンになれると主張するのであれば、大学の教授は全員トップ営業マンということになります。

営業力には資格では勉強できないヒアリング力・提案力が必要になり、その他にも不動産業界での実務経験でしか学べないことも多いです。

”宅建”以外の資格は働き始めてからでOK!

ただこれまで紹介したFP(ファイナンシャル・プランナー)や賃貸不動産経営管理士などの資格は必要ないとは決して言っていません。

不動産業界の中でもあなたが目指したい業種・職種によっては後から必要な資格・役に立つ資格があるはずです。

ただそれはまずは宅地建物取引士を取って、ある程度働き始めてからでOKです。

「不動産業界で働くためには“宅建”以外にFP(ファイナンシャル・プランナー)や賃貸不動産経営管理士の資格が必要だから、資格に合格してから就職活動・転職活動をしよう!」と計画立てをしているのであれば、まずは不動産業界へ就職・転職してから資格をとるのが100倍マシです。

とりあえず入った会社が微妙だったらまた転職すればいいんです。

そこで働いてる期間中に取得した資格と実務経験があれば、次の転職に困ることはないと思いますよ。

就職・転職前に"宅建”を取るのがオススメ

もしあなたに就職前・転職前に時間があるのであれば、宅地建物取引士は就職前・転職前に取るのがオススメです。

もちろん就職前・転職前には時間がなく、あなたが未経験でも採用してくれる不動産会社があれば、仕事がスタートしてから取得するのでも全然OKなのですが、慣れない仕事をやりつつ資格を勉強するのは、けっこうしんどいです。

それもそのはずで宅地建物取引士は合格率約15%のかなり難しい資格です。

生半可な気持ちや中途半端な勉強時間だと到底合格することはできません。

「就職前・転職前の空いている時間はパァッーと長期間旅行でも行くか!」と考えているのであれば、その時間を使って勉強して入社前に宅地建物取引士の資格をとりましょう。

宅地建物取引士の資格を取った方が後々の給料も大きく差が付きます。そのお金で旅行に行った方がきっとより楽しめると思うのは私だけ意見でしょうか?

ココがポイント

私は入社前に宅地建物取引士に合格することができました。今ではゴルフを定期的に楽しむことができていますよ♪

『独学or通信講座』どちらでも大丈夫です

ここまで話をすると「よし!宅地建物取引士の資格をとろう!!でもどうやって勉強したらいんだろう?」という疑問を持つ方もいることでしょう。

勉強の仕方は『独学or通信講座』どちらでも大丈夫です。

独学の勉強方法とおすすめの通信講座はこちら

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もし独学か通信講座のどちらを選べばいいか迷ったのであれば、通信講座を選んだ方が無難と言えるでしょう。

下記の別記事で理由を参考しながら、ぜひあなたに合う方を選択してみてください。

宅建合格を目指すなら『独学vs通信講座』

【独学vs通信講座】宅建合格を目指すならどっち?【結論:あなた次第】
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以上です。

不動産業界へ就職・転職を考えている方にとって本当に役に立つ話をできたと思っています。

あなたの就職活動・転職活動が有意義なものになることを心から願っております!

それではまたどこかでお会いしましょう(*´ω`)

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