【不動産業界で宅建以外に取るべき資格5選】ダブルライセンスを目指せ

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【不動産業界で宅建以外に取るべき資格5選】ダブルライセンスを目指せ

2022年3月27日

こんにちは。ひろポンプです!

不動産の資格といえば、“宅地建物取引士”と強いイメージを持つ場合がほとんどですよね。

ただし「宅建以外の資格は?」と聞かれると、具体的にパッと答えるのは難しく感じる人も多いのではないでしょうか。

  • 不動産業界で宅建以外に取るべき資格を知りたい、、
  • 宅建以外に優先して取得した方がいい資格はある?
  • 他資格とのダブルライセンスを狙うべきか教えてほしい、、

宅建以外の資格に関して、上記のような悩みや疑問を抱えるケースもきっと少なくないでしょう。

そこで今回は、【不動産業界で宅建以外に取るべき資格5選】ダブルライセンスを目指せというテーマで話を進めていきます。

この記事の筆者

不動産会社で賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理など約5年の実務経験あり。
営業マンだけではなく、採用担当として面接官を兼務。
保有資格は、宅地建物取引士・住宅ローンアドバイザー・既存住宅アドバイザー・FP2級・簿記2級です。

ご覧の通り、私自身も宅建士以外の資格をいくつか保有しているので、実体験を交えながら解説していきます。

また記事の後半では、就職・転職やスキルアップのためにも、宅建とのダブルライセンスを狙うべき理由もお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

【実体験】不動産業界で宅建以外に取得するべき資格5選

【実体験】不動産業界で宅建以外に取得するべき資格5選

さっそく結論ですが、不動産業界で宅建以外に取得するべき資格5選のご紹介です。

以下の通りにまとめてみました。

宅建以外に取得するべき資格5選

  • FP(ファイナンシャルプランナー)2級
  • 賃貸不動産経営管理士
  • インテリアコーディネーター
  • 不動産コンサルティングマスター
  • 日商簿記2級

頻繁に耳にする資格もあれば、初めて聞いた名前の資格もあることでしょう。

それぞれの概要や特徴を詳しくご説明していきますので、ご自身の仕事や理想の将来像と照らし合わせて、読み進めていただけると嬉しいです。

FP(ファイナンシャルプランナー)2級

まず1つ目は、FP(ファイナンシャルプランナー)2級です。

FP(ファイナンシャル・プランナー)は、個人の”お金”に関する幅広い知見を得ることができる資格です。

宅地建物取引士はあくまで“不動産取引”のプロのため、FPの資格を持つことで、お客様へ資金計画やライフプランの提案に対して、何倍もの説得感が生まれるはずです。

実際に私はFP2級に合格した状態で新卒のとき、就職活動を行っていたのですが、不動産会社からの反応は非常に良かったと今でもハッキリ覚えています。

『人生100年時代』と言われている現代において、不動産だけではなく、お金の面からもアドバイスができる営業マンは必ず重宝される存在になるでしょう。

FP3級は難易度が低めなので、実務に活かしたいならFP2級合格を目指しましょう!

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賃貸不動産経営管理士

続いて2つ目は、賃貸不動産経営管理士です。

賃貸不動産経営管理士は、2021年4月に民間資格から国家資格に変更になり、現在注目を集めている資格です。

世間的な認知度はまだ低いかもしれませんが、もしあなたが“賃貸管理”を扱う仕事に就いているのであれば、取得必須になってくる可能性が高いでしょう。

宅地建物取引士(不動産取引のプロ)×賃貸不動産経営管理士(賃貸管理のプロ)は、借り手・貸し手・買い手・売り手の全ての立場を網羅していると同義なので、相乗効果は目覚ましく高いと断言できますね。

お役立ちメモ

国家資格になったばかりということもあり、現時点で合格率は30%と、国家資格の中では群を抜いて合格しやすいです。

合格を目指すながら、まさに今が絶好のチャンスですよ!

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インテリアコーディネーター

次に3つ目は、インテリアコーディネーターです。

“おうち時間”が増加したことによって、住空間におけるインテリアをプロデュースできるインテリアコーディネーターを求める需要が高まりつつあります。

ココがポイント

  • このスペースは○○することで有効活用できますよ
  • 照明は□□の感じで設置するとオシャレに引き締まります
  • △△の家具はここに置くと動線的にイイ感じになりますね

不動産の取引をする前段階で、上記のような提案を行うことができるのだとすれば、お客様の信頼感をグッと掴むことが可能でしょう。

『不動産取引もできるインテリアコーディネーター』という肩書きは、就職や転職だけではなく、独立するタイミングでも役立つはずですね。

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不動産コンサルティングマスター

そして4つ目は、不動産コンサルティングマスターです。

不動産コンサルティングマスターを一言で表すと、不動産業務のプロ中のプロです。

下記のいずれかの資格を持っていることが受験資格となるので、そもそも誰でも受けることができない資格となっています。

受験資格一覧

  • 宅地建物取引士資格登録者
  • 不動産鑑定士登録者
  • 一級建築士登録者

「宅建の他に取るべき資格」というよりは、宅建を取得した後に狙うべき資格という位置づけでしょう。

正式に不動産コンサルティングマスターになるためには、不動産コンサルティング技能試験の合格+5年の実務経験が必要です!

日商簿記2級

最後の5つ目は、日商簿記2級です。

正直なところ、他の4つの資格と比べると相乗効果は薄いですが、取っておいて損することはないでしょう。

簿記は会社の“お金”に関する知識を学べる資格で、不動産取引の中の法人契約の際に、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を見る際に活かすことができます。

実際に私は簿記2級を持っているのですが、契約者である法人の経営状態を判断するタイミングで役に立った場面が多々ありました。

FP3級と同様に、実務で活かしたいなら簿記2級の取得までを視野に入れましょう!

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【就職・転職を有利に】宅建とのダブルライセンスを目指せ

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ここまで、不動産業界で宅建以外に取得するべき資格5選をご紹介してきました。

「私は宅建以外にあの資格のために勉強を始めようかな!」と思っていただけたら幸いです。

ここからは、【就職・転職を有利に】宅建とのダブルライセンスを目指せというテーマを深掘りしていきます。

『不動産業界の資格=宅地建物取引士』という方程式は間違っていないのですが、「宅地建物取引士だけ取得していれば一生安泰」と言い切れなくなってきていますよね。

宅建と他の資格を持つダブルライセンスを目指して、市場価値の高い人材に成り上がっていきましょう!

大優先事項は”宅地建物取引士”に合格することです

まずそもそもの話ですが、大優先事項は”宅地建物取引士”に合格することです。

もしかしたら「宅建は難しそうだから、他に良さそうな資格はないかな?」という気持ちで、この記事をご覧いただている方も多いかもしれませんが、不動産業界で働くならまずは何よりも宅地建物取引士合格を狙いましょう。

合格率が約15%と決して簡単な資格ではないことは百も承知だと思いますが、それでも取得をしないと活躍できる人材になれる確率が低いはず。

逆に宅地建物取引士に合格することで、不動産取引を自分自身で実施できるようになるため、どこでも通用する営業マンになれることでしょう。

まだ宅建を取っていない人は、他の資格のことは考えずに、宅建合格に向けて突き進んでいくべきです。

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あなたのキャリアビジョンをイメージして何を取るか決めよう

ここからは宅建を既に持っている人に対してのメッセージです。

上記の5つの資格を見て、「結局どれが私に合っている資格なのかな?」と疑問を思い浮かべた人もきっと少なくないはずですよね。

その場合は、あなたのキャリアビジョンをイメージして何を取るか決めていきましょう。

例えば、「リノベーション業務に携わりたい!」という要望があるなら、インテリアコーディネーター合格にチャレンジするのがベストですよね。

また当たり前ですが、ダブルライセンスを達成したら、次はトリプルライセンスを目標にするのも大アリです。

お金に関する知識を付けたくて、「FPと簿記どっちにしようかな?」と悩んでいるくらいだったら、まずはFPを取って、その後に簿記を取ればOKでしょう。

興味が湧いた資格から挑戦していくのも、面白いかもしれませんね!

将来の理想像がなければ、FPにチャレンジするのがベター

「んー。。将来の理想像は特にないんだよね。。」という方は、FPにチャレンジするのがベターだと個人的には考えています。

理由はFPの知識が不動産業界で活かせるのはもちろんですが、それに加えて自分自身の実生活にも転用できるからです。

先ほども述べましたが、FPは個人の”お金“に関する知見を網羅しているため、そのまま自分のライフプラン設計にも大いに役立ちます。

また不動産業界以外にも、金融業界や保険業界の就職や転職に有利に働きます。

他の資格は悪い言い方をすると、どうしても不動産に密接に関わり過ぎてしまっているため、替えが効きにくいのが実情です。

特に強いこだわりがないのであれば、宅建×FPのダブルライセンスを目指していきましょう!

宅建とFPのダブルライセンスはこちら

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以上です。

繰り返しになりますが、不動産業界で生きていく上で、宅地建物取引士の資格は必需品です。

まずは宅建に合格し、そこから他の資格も取得して、希少価値の高い優秀な人材を目指していきましょう。

お客様の信頼を得ることができれば、転職や独立もきっと容易なはずです!

それではまたどこかでお会いましょう(*‘ω‘ *)

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